魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 1/8 高町なのは -制服- フィギュアレビュー
フィギュアの本領。 ほぼ一年前のブキヤ私服につづき、ようやく制服のブキヤなのはが発売だ。版権はムービーで。 元イラストは調べてみると雑誌のピンナップらしい。いい瞬間だ。 それをしっかり切り取った作品がこれ。 固定フィギュアの本領はこの切り取りにあるね。一瞬を写真のように記録し、しかし情報量は立体。 カラーイラストなら個人が比較的短時間で仕上げるけど、立体になったとたんその時間は一挙に数十倍となり、量産となるとのべで数百倍になる。一次元増えるだけで大変なものだな。 イラストから抜け出したなのはをぐるぐる見回すのだ。 靴が履けてない、おっとっと。 ロリっ娘のぱたぱた走るシーンはいいものだ。 細かなパーツがなのはの性格をしっかり表現している。 そういうのがみんな合わさって雰囲気が生まれる。とくにこういうドラマ性のあるものは。遅刻しかけて、あわてていってきまーす! 最近ちょっと縦長っぽくなっていた気がするコトブキヤの顔バランスだが、特徴のあるなのはではやはりアニメのパース配置を忠実に守って、再現性高いお顔にしてくれたよ。 なのは以外の何者にも見えない、似てる度100%のなのは。 もちろん元イラストに忠実100%じゃないけどね。2次元のウソを完全再現したら、角度超限定になっちゃうんで。落としどころは開発チームの腕の見せ所。なのは物は前髪のそれが困難ながら、下の写真では角度限定的な要素はあまり見あたらない。良い仕上がりだ。 で、その前髪ボリューム。 おさげと後ろ。パーツ精度はいつものコトブキヤだ。 個体差もあるのであまり性急な判断は禁物だろうが、塗りは比較的良い。というのもマスク工程は少々アラがあるが(これは熟練工でも肝心のマスク精度が悪ければどうしようもないと思う)、塗料の飛び散りによる汚れが見あたらないからだ。 胸はないぜ。小学生だしな! パンと振りかぶった手。 背負ったカバンに―― 淫獣 あられもなくはだけてるが、長いスカートなので露出は前側では膝小僧まで。 いいスカートの流れ方だね。 靴とか。 台座は最低限の大きさだ。この形状の台座って、たしか当のコトブキヤから似たようなものが、ガレージキット用に木製で売り出されていたと思う。丸みがあって女の子フィギュアとマッチするぜ。 スカートの奥底は高い遮蔽によりガードが堅い。パンチラだ。 なのはのぱんつは白かった。