魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st actsta 1/8 高町なのは フィギュアレビュー
1/8アクションフィギュア、はじまります。
と、なのはお決まりの台詞っぽく決めてみたが、別に1体目というわけじゃなく、actstaシリーズとしては何体目かになる。
マックスファクトリーのfigmaをよりゴージャスにしたようなものがactstaだ。
スケールが大きいだけあって、figmaよりも細部のディテールは良いようだ。
ただお値段と、そして保持力がどうしても犠牲になってるかな。ポーズひとつ取るにもかなり時間がかかり、figmaほどの気楽さはない。
上級者向けアクションフィギュア、といったところだろう。そのせいかfigmaほど重厚で多彩なラインアップとは無縁のブランドだが、本格派にはいいアイテムだ。
なんにせよ劇中の再現にこだわりたい人ならactstaは無視できないフィギュアだ。figmaよりも付属品がより細かくて種類も多いので、いろいろと遊べる仕様となっている。
さらには、その状態で飾ることも考慮したエフェクトパーツのサポートなどもしっかりしており、今回の撮影は全身で4パターンを行っている――
つまりこれでようやく2パターン目。
さすがに台座も含めると写真がおおきくなりすぎる(よつばとフィギュアの大物フィギュア全身写真掲載基準はフィギュア立像一枚目900ピクセル・顔面見え800ピクセル・背中700ピクセル相当で換算する)ので、フィギュア本体だけで。
迫力あるな。まさに魔法ならぬ魔砲少女だ。
この撮影ではフィギュアの支柱を最大限の高さに掲げており、1/8スケールの迫力もあって、飛んでるって感じを出せる。小サイズのfigmaではなかなか出来ないかな。
原型は小熊しもん氏と緋路氏の合作だ。どこまでをどちらが担当したのかは知らん。
このフィギュアの目玉はなんといってもカノンモードの砲撃体勢再現だろう。
台座がちょうど魔法陣となっているので、それも合わせて再現度の高い演出となる。
この状態でディスプレイしておくことを薦めるね。スケールフィギュアならABSパーツになるであろうエフェクトの輪っかは、かなり破損しやすいパーツとなるだろう。
でもそれもアクションフィギュアであれば、軟質プラパーツであろうが誰も文句はいわない。それがアクションフィギュアでこのシーン再現を実装する意味だろう。安く上げられる。
この角度だと、こうなってたのか〜〜と、ニヤニヤしながら眺めたぜ。
ちょっとテープが目立つな。やっつけですまんぜよ。
防御シーンも再現だ。
figmaなのはを前に置けば、サイズ差から迫力が出そうだな。
顔だ。当然だが、figmaよりディテールは細かい。
サイズのおおきさを発揮して、アクションフィギュアでありながらまるでスケールフィギュアと同等の見映えを実現だ。figmaもシリーズ当初はそのブレイクスルーを驚かれたものだが、いまではすっかり普通になっちゃったしね。バンダイ・ナムコ・シーエムズ各社が完成度をあげてきてるし。
別パーツ。笑顔だぜ。
魔法発動の叫び顔。怒り顔にも使えそう。
髪だぜ。
胴体など。塗りのクオリティはfigma以上。さっきからfigmaしか比較対象に挙げてないけど、どう考えてもactstaはfigmaしか見てないよねって感じるから。ほかのシリーズなんか眼中になし、萌えアクションフィギュア最高ブランドのfigmaのみが、我が目標である、って感じで。figmaとの差別化は、やはりサイズってことで、1/8に。そんなところ?
レイジングハート
にょろーんと三段活用。
背中と支柱。
スカート
完全にスケールフィギュアのクオリティだな。見目の再現に関してはfigma以上に配慮されている。サイズの大きさからくる余裕によって実現できた。
足だぜ。
このエフェクトパーツはfigmaだとハラハラしながら扱うのだが、actstaではもうすこし安心して付け外しできる。それもサイズの大きいことの利点だろう。
淫獣もすこし大きいし、なにやらアクションするぜ。
ぱんつはピンクだ! ポーズ集はないよ。すでに一周で4パターンも出したし――やはりひとつのポーズを作るのに、かなり時間がかかるのもあるかな。それがactstaの欠点か。figmaなら楽勝なんだが。