魔法少女まどか☆マギカ 1/8 暁美ほむら フィギュアレビュー
超美人なほむほむ。 すばらしい作品だ。 スマートな箱。 きわめて作家性の高い原型師、戸田聡氏のほむほむがPVCフィギュアになった。元はもちろんイベント限定ガレージキットだ。 発売は5月、レビューは9月。じつに数ヶ月も放置してしまったのだが、恥ずかしながら5月末から6月はじめにかけてフィギュアを一挙に十数万円ぶん買って積んだ大量の山に埋もれてしまい、こつこつレビューを重ねて物理的に発掘できるまでお蔵入りとなっていた。 もっともその間に少しずつレビュー用ツールの拡充を図っていたので、5月時点でレビューしていたよりも幾分か良い画質でお届けできていると思う。 後ろ姿だぜ。ドラマあるな。 萌えアニメのフィギュアってのを一瞬忘れさせてくれる独特の世界だ。 服の流れが風を感じさせるね。表現力の高さはいうまでもない。 ネットを見回すと、この作品に合わせて暗いめの照明条件でのレビューが多いね。うちは明るいのが基本だから、普通に飾ってる状態でどう見えるかの参考になればいいかな。 このフィギュアの視線はかなり下向きだ。すこし見下ろす角度だとほとんど目が見えない。このほむほむを飾るとすれば、できれば高いめの位置がいいだろう。 適当に。 原型の魅力をかなり引き出していると思う。 暁美ほむらは設定的にも美人系だが、アニメだと可愛いの範疇に収まってる。それが完璧な美人として造型されたのがこのフィギュア。いまのところPVC完成品ではもっとも美人だな。 あくまでも可愛いほむほむが好きならほかのメーカーのスケール物を求めたらいいだろう。美人好きは迷わずこのGift版だ。確実に満足できるだろう。 頭部アップ。さすがにここまで拡大すると粗が見つかる。パーツ精度はコトブキヤレベル。家族経営レベルの零細メーカーなので、アルタークラスの精緻さを求めると厳しいところだが、それでも戸田原型の魅力を損なわず、作品として提供してくれるていどの再現力は有している。 髪の毛ひとつを見ても、戸田聡氏の味が出ている。 服の部分。 中学生らしく、あまり胸はない。 ほむらは特異な魔法少女だ。その攻撃力はどうしても非魔法の通常武器に頼る。 背中 スカートのひらひら。 脚部。タイツのしわや質感、表現力に注目したい。こういう細部に造型の魂が宿るのだ。 台座は幾何学模様。 下○は――防御が高い。前はほとんど見えない。 後ろもパンチラレベルで留まる。なおキャストオフ機能などはない。 正面よりスカートの奥にわずかに覗く。 後ろは見えるが、クロッチラインなどは非再現でエロ度は低い。個人的にはこういうフィギュアで別にエロ要素は要らんけどね。 ほむほむのエロいぱんつはグッスマ版で拝むことができる。とりあえずグッスマ版とGift版を持っておけば、暁美ほむらは満足できるだろう。