らき☆すた 柊かがみ フィギュアレビュー
シマシマパンツのツンデレ(こなた自称)かがみん。
アトリエ彩のらき☆すたシリーズはガレキ原型展開だ。
肩辺りの造型はかなり原作絵に近い。原型師当人にらき☆すたという作品への傾倒がないとこの若干人間離れしているフォルムはまず形作れないだろう。
思い入れすなわち作家性という一点は、ガレージキット原型が商業原型に対し優位に立てる最大の利点だ。
おお、パンチラ。しまパン!
企画会議を経て綿密に細部まで定められ監督された商業原型をコミックに喩えたら、アメコミや日本のメジャー少年誌漫画に当たるだろう。
対照的にガレキ原型の商業原型への転用企画は、青年漫画やマイナー誌の作品群に近いのではないだろうか。
かわいくとんがって仕上がっている様子が背中からもわかる。
このアングルもいい。かがみんはツンデレではまったくないが、そうあって欲しいという妄想願望を具現化したのがこのフィギュア、といわんばかりだ。
この表情、まさにかがみん好きでないとお呼びでない感じだ。知らないキャラで笑顔でないフィギュアは買いづらいから。1体数千円するし、ガレージキットであるならなおさらだ。
ベストアングル。原型の桜坂美紀氏は妹つかさも作っており、それもアトリエ彩より完成品で出る予定だ。
このフィギュアの難点は顔パーツがガレキより下向きになりすぎてる辺りだろう。PVCが重くて、顔がどうしても何度か前向きに傾いてしまうようだ。今回の撮影はフィギュアの高さよりやや下側から仰ぎ見るように行っている。
ツインテール
おだんご
リボンにはグラデ。
胸元
バストサイズは――らき☆すた仕様。
でかリボン
セーラーより垂れるスカーフリボンの末端。
膨らんだ袖。あまりないデザイン。
腕
スカート
いい形にひるがえってるねえ。
パンチラチラ
カメラを離し焦点を広げて撮影。
足
台座
しまパン
水色地に青い縞は珍しいかも。
ガレキの作例とかではもちろんこんなのはなかった。
かがみんとしまパンは合うかも。
ここからは接写で。
縞々を除けばぱんつの造型そのものはシンプル。らき☆すたに過度なエロはいらないしね。