ラブライブ! Birthday Figure Project 1/8 西木野真姫 電撃屋限定 フィギュアレビュー
μ'sのメンバーの誕生日を一緒にお祝いしよう! 第6弾。
ちょっとレビューの発色を徹底的に追い込んでる試行錯誤の最中。写実から5500K補正さらに鮮明化。
箱
おまけのクリアファイル。
写実路線を放棄したら色がぐっと鮮やかになったぜ。やっぱ実物とおなじ色を目指すってのは「地味」と切って離せない。しょせん現実の多くは残酷なもので、キレとは無縁なわけで。
みんなが普段からネットや雑誌で見てるフィギュアサンプルの写真などは、限りなく100%色を「盛って」いる。
レビューブログやイベントレポも同様だ。現場や実物そのままの色など「ありえない」んだぜ。みんな化粧して見映えを良くしてる。
ちょっと演色性にこだわるあまり、すっかり基本を見失っていた。今後は元の路線でしかし私自身の色に関する感性は2013年以前のレビューに見るようにヤバいほど低レベルなので、写実系から調色(化粧)する方向で決まると思う。
それにしてもいい出来だな。いつわりの色を作る甲斐も肝心のフィギュアが作品級の完成度でなければ湧いてこない。
顔の見えない背中姿はそのフィギュアの完成度をはかるのにちょどいい角度だ。正面側はどうしてもまず顔に注目するからね。顔がかわいければ多少の粗はみんな消える。
陰影のメリハリがしっかり付いているのは、パーツ精度が高いから。
通販限定で一般流通に乗らないコレクターズアイテムだというのに、手を一切抜かないこのこだわり、企画で手綱を握っているスタッフの情熱と有能さの賜物だ。ありがとう!
斜め上より。
ややローアングルより。
台座は分割して低くもできる。これまでも可能だったが面倒なので写してなかった。
真姫ちゃんかわいいぜ。
やたらと濃い髪の朱色だが、実物はもうすこし薄い。赤成分に乏しい並演色光源ならさらに褪せる。
色を偽る基本は調色リソースの肌色への投入だ。「実在感」のため肌に「幻の血色」を持たせるので、赤そのものが自然と持ち上がる。
この調整を並演色光源で撮影したデータで行うと、白~灰の部分が赤から黄の成分を被ってしまうので注意。
あとはマクベスチャートを用いた色域ごとの補正を用いるくらいか。Xライト社とかスパイダー社とか。
髪とリボン。
手
服
細部のデザインはすこしずつ違うっぽい。
学生アイドルでこういう衣装をみんなで揃えてるんだから、情熱はすごいレベルだ。
クリアパーツ使いまくったスカート。
足
台座は全員集めるとラブライブと読めるそうだ。真姫ちゃんは「I」の担当。
ぱんつは白い。
そういや下○のパートまで見えてなかったね。ミニスカートで前屈みでお立ち台に立ってるのに、なかなかの防御じゃないか、さすがは真姫。
下○のディテールはちゃんと揃ってるぜ。
原型のレベルが高いおかげで、かわいいぱんつが拝めるってものだ。
ラブライブの「興業」は公式でこそ終了したが、時間差の生じるフィギュアはまだまだ続くぜ。