グッドスマイルカンパニー キノの旅 1/8 キノ リファインVer. フィギュアレビュー
キノの再アニメ化で、かつての良作がリファイン。再販ではない。
元が2008年1月発売だから、11年1ヶ月ぶりか。
箱からして違うぜ。コトブキヤもリニューアルパッケージ版と称して古い作品を詰め替えてる。
硝煙が下支えじゃなくなった。11年の差だ。
パーツ精度も11年前の製品より若干ながら向上していそう。フィギュア用PVCが進歩しており、金型が同じでも抜きの結果が違っているのか。
ようはフィギュアの細かいディテール再現に向いたPVCの配合とかそんな感じな技術進歩があるんだろうな。個人的に2009~2011年くらいの間の進化速度がすごい。これはフィギュア大進化前夜のもの。
グラデーションなどはあまり変わってないか、印象的に。そこら辺は人の手の領分。量産品だから集団としての平均熟練度はあるていどで止まる。
全身グラデ、薄い濃いのムラはいい感じ。
心なしかシャープになり原型の再現度が高くなったキノさんだぜ。
せっかく生まれ変わった作品だが、ネット上の評判は好悪どちらもなく、かなりの空気状態だ。コトブキヤやねんどろいどの新作もとくに受けてる様子はない。
作品としての性格だろうね。寓話連作という形態なので、オタク文化から距離を置くようになった大人でも惰性で買い続ける。そういう層は萌えフィギュアはよほどでないと買わない。
欲しいと思うだろう、わりと最近の未成年ファンは今度は購買力が足りない。その受け皿となってるプライズ景品ではキノの旅は扱われてない。
そういう適当で無責任な分析モドキはどうでもいいとして、撮影はかどって楽だぜ。この撮影は三脚台座ドリーを使った最初のレビューとなる。キャスターが付いてコロコロ床の上を滑るぜ。
撮影時間はいつもなら35分くらいの内容が28分。2割くらい短縮?
コロコロ付きだとライティング変更も楽。一時的に三脚をどかして作業スペースを確保ってのが簡単にできる。おなじ構図を簡単に取れるので。
ライティングの常用パターン、すっかり減ったな。また勉強し直すか。ちょっと知識吸収から離れるとすぐ忘れる。下のは背景黒レフ切り横1灯対銀レフで周辺減光処理。
バストアップ
顔はなんとなく最初のアニメっぽい。それを精悍にしたもの。
新アニメはすっかり女の子っぽくなっており、ハンサムな彼女。
リファインなキノさんは男の娘っぽいな。
でも胸はちゃんと膨らんでおり、女だと主張してる。
横から見ればはっきり。
パースエイダー
背中。おしりも女の子。
足
台座。車輪の跡は近くにいるエルメス(モトラド)の存在を間接的に示す。
エロはむろんない。