グッドスマイルカンパニー 君の名は。 1/8 立花瀧&宮水三葉 フィギュアレビュー
朝、目が覚めると、なぜか泣いている。そういうことが時々ある。
見ていたはずの夢は、いつも思い出せない。ただ、ずっと何かを……誰かを探している。
そういう気持ちにとりつかれたのは多分あの日から。
あの日、星が降った日。
それはまるで、まるで、夢の景色のように。
――ただひたすらに、美しい眺めだった。
主人公の瀧くんと、ヒロイン三葉が同時に発売された。
台座を合わせればキービジュアルを再現できる仕様。
完成度はまあまあだ。ファンアイテムとして、十分なクオリティ。
もっともフィギュアを普段から買い慣れてる層には不満もあるだろう。
それはおもに肌色。PVCの調色に問題があり、とくに瀧の肌質はウンコ色になってしまった。
写真の肌色に「?」と思われるかもしれないが、撮影用光源は超高演色だぜ。
ネットでほかのレビューでも確認済。やはり個体差ではなく、製品版の瀧くん肌色ヤバい。
※追記:肌色が三葉と同等の個体を確認したので、途中から改善した模様。不運にも不健康な瀧くんを当てた人は南無三。
グッスマもなぜこんな凡ミスをやらかしたのか分からないが、もし再販するなら肌色のリテイクは必須だろう。なお三葉の肌色も違う。もっと血色が良くないといけない。
サンプルで高い再現度を誇ったのに、どうして不健康な肌色になったんだろうね。髪や制服の色は同じなので、やはり肌色成型で作業員がトチったな。アルターやメガ屋なら組み立て前に全品廃棄、リテイクの指示が下るレベル。
写真で見てのとおり、原作のあのイラストの雰囲気をしっかり再現できている。動き出しそうな素晴らしいスタチューに仕上がってるだけに――肌が惜しい。
もしこのレビューを参考に購入を考えてるなら、確度はわからないけど数ヶ月から1年後の再販をオススメする。少なくとも初版の瀧くんは肌色がもはや病人だ。三葉は田舎少女ってよりは箱入り娘になってるけど、まだいいかな。
3年の時を超え、運命を共有した瀧くんと三葉。
瀧くんのターン。
制服
細かいところの再現、けっこう高い。スケールは1/8だ。
足長いぜ主人公。台座は東京の横断歩道。
宮水三葉
色白になってるが、肌色以外は可愛いヒロイン。
地方に暮らす素朴な少女って感じ。
フィギュア化されたイラストが無表情なのでこんな顔だが、劇中ではじつに表情の激しい多感な少女だ。
そういう部分も含めて魅力の高い、ヒロインらしいヒロイン。
君の名は。のテーマのひとつである「結び」が髪型に結集。
制服
通学鞄とか
背中とスカート。
足
台座は糸守の草地。
ぱ○つ
高校生らしく普通の下○だぜ。
劇中でも何度か見せてるぱんつ。
君の名は。スケールフィギュア、瀧くんはアレだが、三葉はアリだな。とりあえず再販あるなら改善に期待。