ケロロ軍曹10巻パワード夏美パック KERORO BOX FIGURATION2 フィギュアレビュー

発売:2005/02:角川書店/メガハウス

10巻初回限定の特典。写真でKERORO BOX FIGURATION2とあるように、単行本フィギュア企画としては第2弾に当たる。第1弾(7巻)ではケロロ小隊5匹が、第3弾(11巻)では浅井真紀原型のフルアクションケロロ軍曹が付いていた。 背景には、小物フィギュアの撮影に便利なミツワモデルのミニチュアルームシリーズより、レディースタイプを使用。 よつばは鏡台に映ってるだけ。 パワード夏美 漫画でもアニメでも大活躍のパワードスーツは、ガンプラマニアなら知らない者はいないというカトキハジメ氏デザイン。たしかにガンダムっぽい。 そのまま3D格闘ゲームに出てきそうなデザインだ。 地球の平和を守る最終兵器・夏美。 大きめなボックスフィギュアていどのサイズなので、顔にあまり多くは求めないほうがいいか。 723(夏美)のロゴ。下は思いっきりスクール水着。 メカ装甲を横から。開発番号はKLL-00723-GT。 シールドも兼ねるビームランチャーはギロロ伍長の発案。 ガンダムっぽい強力な物理シールド。 背中のフライトユニットは光学翼を形成して空を羽ばたく。開発者クルル曹長のロゴ、クルルズ・ラボのタンポ印刷は、パワード夏美の各所に入れられている。工程多そう。 下はなぜか赤ブルマ。 角川書店より依頼を受けフィギュアを制作したのはキャストオフギミックで高い水準にあるメガハウス。だから台座にはじまり分割ラインのレベルに至る完璧なコンパチを実現した。 日向夏美スクール水着 パワード夏美の痕跡は分割・穴ボコの片鱗すらない。替えパーツを多めにして実装したメガハウス、低コストが当たり前な特典フィギュアだというのに、徹底ぶりは漢の仕事だ。 水着はいいよね。 これは――いわゆる旧タイプというやつだろうか。 足の組み方がパワードと異なっているが、台座の突起は中央部分をひっくり返すことで完全にカバーしてしまう。しかもその保持力は意外に高い。 パワード夏美の下はどういうわけか赤いブルマ。 クロッチとかのせいで、パンツに見えなくもない。 水着はやっぱ水着。 最後になって気づいたけど、今回のレビュー、背景を用意する必要まったくなかったぜ!

2005年発売フィギュア レビューリスト

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