KADOKAWA けものフレンズ 1/7 サーバル スケールフィギュア フィギュアレビュー
アニメ企画初期キービジュアル+たつき監督フェイス。 たつきっぽいちょっとアホヅラ。 箱 人間のフレンズのみんな、サーバルちゃんが待望のスケールフィギュアになったよ。 頭身は4.5くらい。頭パーツおおきめ。 開発生産はグッスマ、原型・彩色などは不明。 ネットの評判はなんか分かれてる感じ。やった!派とあれれ~?派がいる。 ウマヘタのたつき絵をリアルへ落とし込むのは難しい。 figmaやねんどろいどが好評なのはイラストでいうところの絵柄に類するデザインラインがあるため。 試みとしては面白い方向性だと思う。 独特の絵柄をもつ作品を上手と思わせるフィギュアにするにはいつも年数が掛かる。 京都アニメーション系はハルヒの時分で試行錯誤を重ね、けいおん!で本格的に花開いた。うめてんてーもひだまりスケッチで修行を積み、まどか☆マギカでようやく安定した。 たつき監督も同様。彼のあの空気の抜けたような感じを確実に再現して、かつこれは上手だぞってかなり多くのファンが納得するような造形バランスにはもっと多くのプロ原型家が参加する必要があり、たぶん2年以上は掛かるだろう。 というわけで独特系との即興的な親和性が高いのは、リアル頭身よりもアクションフィギュアやデフォルメ。 アニメ企画当初のキービジュアルはコンセプトデザイナー吉崎観音先生の絵柄(ケロロ軍曹など)へ寄せてたので、たぶんそのままで立体化してたほうが完成度レベル的の評価はあがったかもしれない。 もっともそれやると肝心のセールスがどうなるかは不明だが。けもフレはたつき監督で人気爆発したコンテンツだし。 だからKADOKAWAもこのフィギュア企画でサーバルちゃんのご尊顔をたつき監督デザインへ寄せたのだろう。 たつき監督が続投できなくなった以上、2期が1期より盛り上がる確率はきわめて低い。よってサーバルちゃんのリアル頭身フィギュアでコストを掛けたやつ(アミューズメント景品じゃない一般販売)が今後どれほど出るかわからん。 つまり熱心なファンなら様子見してないで買っとけってこと。 個人的にはアニメ版のサーバルちゃんを忠実に再現しすぎるほどかえって売れなくなると思う。あの絵柄は動いてこそだ。よって可愛い系へシフトさせたこのバランスは意外と最上の落としどころだったりするかも知れない。 表現豊かな髪。 胴体部 ワキと猫招き腕。 背中 スカート&足 さばんなちほーを再現するヴィネット台座。草の間にあるのは車のタイヤだ。 ぱんつは白。 公式ではスカートの中身はレオタードだったと思うしアニメでもそうだと推定できる表現だったが、布レベルで分離独立した完全な下○で、ここは変態紳士に迎合した形。ただしディテールはプライズ級。 サーバルちゃんうみゃみゃみゃみゃ~~。