拡散性ミリオンアーサー 1/8 ニムエ フィギュアレビュー

発売:2014/05:スクウェア・エニックス

スクエニ初のスケールフィギュアだ。けっこうオススメ。 フィギュア型ニムエ。 拡散性ミリオンアーサーの開発元みずからが手がけた。したがって監修不要、再現度100%。 キャラデザrefeia氏のイラスト。 帰化型ニムエとやらがフィギュアになった。 妖精ということで、いくつか種類があるみたい。 例によって原作は知らないが、可愛いから予約していた。 見ての通りただならぬパーツ数で、値段もそれなりにする。 最初からこれほど細かいフィギュアを出してくるとは、スクエニもやるな。台座や飾り方もしっかりしている。長期間の保持に問題はなさそう。 素材にPVC・ABSとあるが、うっかり触れたら壊しそうなパーツは軒並みPVCで造られており、やや低い年齢の子でも安心して取り扱えるフィギュアに仕上がっている。ABSの比率は低め。 この辺りは小中高校生を中心に商売を展開しているスクウェア・エニックスらしい。ディテールを優先すればアルターやメガハウスのように腫れ物を扱う級の「作品」が仕上がるが、このニムエはあえてその方面に振らなかったと見られる。 その根拠はおなじPVCパーツでも部位によって固さがまったく違っていることで、たとえばスカートの細かいヒラヒラはとても柔らかくて掃除機みたいなパーツを簡単に取り付けられる。わざとそうやっていると分かる。ダレたら困る部位はPVCでも固めだ。ディテール超優先ならどの部位だろうが硬質となる。 帽子脱いで斜め上より。 安全面優先で素材を制限してる関係で、アップはやや厳しいところもありそうだが、細かいパーツ群の情報量でカバーだ。 下の写真のように、雰囲気を醸し出してるよ。 バストアップ この辺りがベストアングル。いいデザインだね。 帽子脱ぎ&アホ毛。 どの方角も可愛い。 面白いデザインの帽子だ。コスプレとかすれば再現が大変そうだが。 アホ毛状態で。 例によって原作は知らない。ゲームということは知っている。ニムエは妖精らしく、感謝型とか帰化型とか炎夏型とか何種類もある。 この装備は帰化型ニムエらしい。帰化型にはほかに白服があって、限定版として6月に発売予定だ。私はこのノーマル版の黒色をチョイスした。熱心なファンなら両方とも買って損はしないだろう。存在感がある。 痩せてるぜ。胸もないぜ。 ワキが大きく露出。 きれいな手。 背中 なんのパーツか知らないけど、妖精に関係かな。 掃除機みたいな道具。ホース部分は軟質PVCで破損事故を防ぐ。スクエニの気遣い。開発者の意識は高いぜ。だからしっかり書く。玩具の本質を分かってるフィギュアだよって。もちろんアルターみたいに完成度一直線もありだ。 脚部。相変わらずパーツ数が立派だ。値段も立派だったが。1万円コース。塗りは並。 うしろ ちっこい胸。 ここからぱんつの時間だ。 大胆な黒か。しかも布量が少ないようだ。ロリのくせにやるぜ。ナイス。 あと、すーじーらしきものを確認。 見事に深いV字の谷だな。若干残念な塗り精度を除けば初物はなかなかの完成度だった。部品の点数と情報量は立派なもの。パーツのダルい部分はおもに破損事故を防ぐためで手抜きの結果ではない。フィギュアメーカーとしてのスクエニは今後も見ていくことにする。

2014年発売フィギュア レビューリスト

© 2005~ Asahiwa.jp