アルファオメガ アイドルマスター シンデレラガールズTHEiDOLM@STER 1/8 渋谷凛 Triad Primus Ver. フィギュアレビュー
凛のフィギュアは決定版級だらけだな。 しかも今回はアルター&メガハウス。 箱 Triad Primusシリーズの一体。 キャラの多すぎるデレマスフィギュアはユニット単位でシリーズ展開される。いまも各メーカーで多くの企画が同時並行で進んでる。アニメが終わってもまだまだ続くよアイドルマスター。 背中 いつも通りの見事な質感だ。凛のスケールフィギュアは1/7が多かったかな。すこし落ち着いた1/8スケールでこのフィギュアはオススメだぜ。 見る角度によりいろんな姿が見えてくる。 原型はタカク&タケシ氏。その造型を立派に量産へ落とし込む職人芸。そしてそのクオリティを厳しいチェック体制で高止まりのまま監督しつづけるアルター。 服のズレ、腰のズレ、このちょっとした「粋なずらし」こそタカク&タケシ氏の持ち味だ。心地よい2次元の嘘ならぬ3次元の嘘。 それによって強調されるはポージング。 塗料の使い分けによりドレスの質感もしっかり。 斜め上の見下ろしはジャケット写真に使えそうなバランス。 斜め下からの見上げも良い。角度を選ばない多面的なフィギュアは純粋にレベルが高いといえる。 この1枚撮るのに微妙に15分掛かった。ライディングの角度的な瞬間で許容できる範囲はわずか5度あまり。どうしても納得いかなくて最後は銀レフ3枚でむりやり持ち上げた。 こちらは一転して適当に写したのを画像加工で。普段はフォトショップでのプチ加工がメイン。 バストアップ 顔は正面、視線はまだ斜め前。 この顔の角度こそタカク&タケシ氏の作家性を如実に物語る一枚。立体物でありながらまるで漫画の一コマのような目の位置とあごのライン、心地よい2次元の嘘を3次元へ落とし込んでしまった。見事なり。 肩や腰の絶妙な曲がり具合も二次元的だ。それを3Dで再現しようという志向には共感する。 リボン 髪 シックなドレス。 腕 スカートはクリアパーツと通常パーツの交互。 ブーツのリボン結びはABSだ。やべえ接触注意、破損注意。 台座 ぱんつは白い。 構図に対し写真の角度が90度横向きなのは、破損しやすい要注意パーツへの対処。 エロ度はさほどないがディテール手抜きなし。 いつものアルファオメガである。 アイマス系って当たり率が恐ろしいほど高いな。とくにスケールフィギュアはほとんど外れがない。 この下○の細かい質感、骨格と筋肉を感じさせる太ももの造型。よいものを拝んだぜ。