アルター アイドルマスター シンデレラガールズ THEiDOLM@STER 1/7 赤城みりあ パーティータイム・ゴールドVer. フィギュアレビュー

発売:2019/08 原型:sai 彩色:渡邊恭大

ひたすらに可愛い。 フルサイズセンサーをカバーする写真用中望遠マクロとして世界最大口径のレンズによる、絞り開放。カールツァイス・ミルバス2/100Mマクロプラナーだ。 ネット上を見渡すと、私のようなガチ勢がなぜマクロレンズを使ってるのか疑問に思ってる人が意外に多いので。 マクロレンズで写した写真だと、ネット公開データの被写体の輪郭部に、デジタル的なギザギザが出にくい。それは縮小時の輪郭強調処理なしでソースデータが解像していることを意味する。 マクロを除く「ほぼすべてのレンズ」が、数十センチ以内の至近距離で解像力を落としてしまう。レンズ収差も大きくなり、そのぶんさらに解像が落ちる。 だから最初から至近距離を想定しているマクロレンズは、たった2~3万円の激安モデルであっても、数十万円するガチプロ用ズームより近距離の描写で優越する。 寄れるから写すんじゃない。単純に「高画質」だからだ。寄れるズームレンズがレンズ名の一部に「マクロ」を付けてることがあるが、実際には球面収差が強調され、とくに周辺部の描写がボヤける。スマホなどがクローズアップ系レンズを使ってもおなじ。設計思想の異なるマクロレンズだけが、収差を抑えて高い解像を維持できる。 というわけで安定した描写でヒャッハーに年少アイドルフィギュアを観賞だぜ。 おしりを見るのだ。 アルターのフィギュアは今日も安定だ――といいたいところだが、アップで見るとちょっと雑なところもあった。 全身撮影レベルだと1400ピクセルサイズでも目立たないけどね。あくまでも目をこらしてやっと分かるていどのもの。 アルターのパーティータイム・ゴールドは相棒として佐々木千枝が12月に控えている。3ヶ月の我慢だぜ。 それまではなんか片手落ちだが、我慢して飾るべし。 みりあ単体でも可愛いかも。 ライティング難しいね。金色な雰囲気を出そうとしたけど白くなっただけだった。 下はマクロレンズの利点。フィギュアを写す距離だと、そう簡単に二線ボケを起こさない。単焦点レンズでも近距離は描写が崩れがちになる。解像はしてもボケ部分がマクロより落ちる。なお古いマクロは一転して遠景が苦手。最近のマクロは遠近自在なので、コシナのマクロプラナーやマクロアポランター、シグマ70mm(新)やタムロン90mm(ごく最近のモデル)が好事家に人気だ。 バストアップ フェイスパーツは2種類。 この両目をつむってるほうがオリジナルらしい。 満面とはこのこと。 髪の毛どアップ。さすがにここまで拡大すると、微細なアラが見えてしまう。天下のアルターでもこの拡大ではなかなか耐えられない。具体的には、髪の毛の先に擦れた痕跡。おそらく組み立てる作業や乾かしてるときに尖った部分を擦らせて塗装が剥げた。 衣装のデザイン、かなり細かいねえ。 横。小さなパーツが多い。それらがみんな躍動してる。 背中 台座 短パンでエロなしと思いきや、「形状」と布の合わせ目で見せてくれた。

アイドルマスターTHEiDOLM@STERシリーズ レビューリスト
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