アルター 氷菓 1/8 千反田える フィギュアレビュー
古典部! 古典部シリーズ(アニメタイトルは「氷菓」)より、ヒロインの千反田えるがフィギュアになったぜ。 最近のアルターは紙の箱をやめている。 家庭的なシーンをフィギュア化。個人的には髪を下ろした制服姿で欲しかったが、これはこれで。 完成度というか質感がすごい。いつもの安心安定なアルターだ。このような地味な佇まいであっても。 元々、古典部シリーズが静かな物語というか、そういうイメージと合うのんびりフィギュアだ。 氷菓は当時リアルタイムで読んだ。というか10年以上前の刊行なんだよね、古典部シリーズ第一作目の「氷菓」って。 最近大流行している最強系とか最低系とか、そういうのとは対極に位置する日常系のんびりストーリー。あずまんが大王とかじゃないけど、萌え四コマへ至る前かその前後にも、たしかにラノベでそういう癒し系みたいなものが一ジャンルを築いていた時期があった。セカイ系ともすこし違うかも。 というわけでえるのアップだ。 いやあ、よく雰囲気掴んでるね。原型は作家性のある造形を持つゆま氏。きっちりキャラに静かな存在感という息吹を与える。 思いっきりアニメに似てる。 パーツのダルさとかもない。いきなり決定版が出てしまったな。えるのフィギュアで今後欲しい物があるとしても制服版くらいか。 なんか調べてみるとセガらっきーくじでメイド服のフィギュアが出てたみたいだな。クオリティはこちらのほうが上のようだが。 ポニテ その奥にみえる――鎖骨。 エプロンなのだ。 いい造形だぜ。 服の質感が細かいところまで出ているな。 スカート ちょっと注意。なんか足を広げて台座に固定しろと注意書きがあったが、さすがに1cmもずらすのはヤバい気がしてこんな片足だけ固定。以前何度か無理をして台座のほうがボキっと折ったことがあってね。足がABSというのは長期間飾るにはいいけど、こういうとき破損の危険を背負うことにもなる。この手の組み立て精度のズレはグリフォンがよくしでかしてくれるし、破損させたのもグリフォンがダントツで多い。それにしても、アルターがこのレベルの不安に思う大きなズレを出すとは珍しい。 スカートの奥にあるパンツは白かった。以前ならよく見られたノイズ成分がないね、うん。さすがニコンDf。D7000と比べて低感度の暗部ノイズがまるで少ない。 豪の者ならスカートパーツを外して強制キャストオフとかやれば、下○をまるごと拝むことも出来るだろう。でもまあ、氷菓はそういうエロ的な作品ではないから、普通に深部のぱんつを見るだけでいい。