はてな☆イリュージョン 1/7 星里果菜 フィギュアレビュー
松智洋氏・絶筆作品の怪盗ヒロイン。 コンデジ(APS-Cセンサー機)のレビュー試用は1日で終了、またニコンDfオンリーへ。やはりデジイチのピント精度こそマクロ撮影の命。どれほど高画質でも電動フォーカス式はムラを含み、ミリ単位以下のコントロールができずマクロ領域に合わない。 箱 ハテナちゃん、原作小説1巻の表紙絵を立体化。キャラデザ&イラストはToLOVEるの矢吹氏だ。ほぼイラスト買い。 順調に続刊されていればおそらくアニメ化は確実だっただろう(レビュー時点で未確認)。動画に適した優れたデザインだ。 最初からアニメ向きのイラストを添えるほど松先生の作品群は面白い。パパのいうことを聞きなさい、迷い猫オーバーラン―― 享年43歳、ご冥福をお祈りします。 図らずもこのフィギュアは松先生が亡くなられた月のうちに発売が間に合った。 カテゴライズはぱんつありの萌えフィギュアにすぎないが、しかし松先生の作品を支えていたのはライトでありときに直接的なエロスのパワーでもあった。 だから美少女フィギュアが原作者が亡くなられた同月にリリースされるのは、はてな☆イリュージョンという作品の方向性的には正しい形だろう。 完成度は写真で分かるだろう。いきなり佳作級だぜ。 もしかしてこれが最初で最後のスケールフィギュアになるかもしれないので、松先生のファンでフィギュアに忌避感がないのであれば、記念として購入するのはありだろう。 そこに追悼といった精神性はおそらく不要だ。あくまでも消費というシンプルな形で入手し、取っておきたい。 矢吹健太朗デザインの黄色と赤が鮮やかなドレス。 暗くして一枚。 逆光ぎみに。 バストアップ 原型はガレキディーラー「カルミア」の江幡氏。 彼の作風は「似せる」だ。おかげさまで矢吹氏の髪が再現されてる。 パーツ精度は普通くらい。 髪など。 まだ中学生だったかな。そういう幼さを含む髪型。 ネグリジェを連想させるドレス。エロい。 ワキはおおきく露出。 腕のアップ。塗り精度はここまで拡大するとさすがにアラが見える。 背中 足は菱形パターンのハイニー。ブーツの質感に注目したい。 台座文字 ぱんつは白。 下○のディテールは矢吹印。 キャストオフは大胆に胸元近くまで可能。 ローアングル――中学生が半ケツぎみか! ごく薄いが、すじ造型を確認できる。ぱんつはローライズ。 顔の再現度も高いしぱんつも満点だぜ。やはり単純に「買い」のフィギュアだ。よく出来てる。