PLUM ご注文はうさぎですか?? 1/7 千夜(Cafe Style) フィギュアレビュー

発売:2019/06

Cafe Styleシリーズに甘兎庵の看板娘が登場。 ロリコンたちを悶えさせ、当時のニコニコ動画再生記録を樹立したごちうさ。 そのフィギュアは当然のようにロリ。主要キャラどころか準レギュラーに至るまで全員ロリ。 ロリまみれ作品のフィギュア化に名乗りをあげるメーカーの筆頭格がプラムだ。 それぞれのお店の制服を立体化するシリーズを展開してくれた。ありがたや。 完成度は写真で分かる。今回の撮影は基本に回帰してる中で、さらに時間をじっくり掛けたもの。アップまで2日近く。 いつもはこれほど余裕というか手間暇を費やすなんて無理なので、解像感とかボケ味とかのじっくり追い込みは難しいかな。 絞りをギリギリまで抑えると、ピントの合う範囲の解像感が最大に達する。それがこのレビューの出力結果だ。 通常ならマイクロフォーサーズ~APS-Cカメラがフィギュア全身で使うF5.6~F8という絞りを、フルサイズ機で使用した。限界ギリギリ、カミソリレベルまでピント面と前後幅を追い込んでいる。 撮影だけで4時間、その後の編集も慎重に進めており、原点回帰を千夜で確かめさせてもらった。 なぜ千夜にこれほどじっくり写したのか。それは顔だ。 しまった、テキスト書いてる間にベストアングルから離れたが、まあ目線の合う角度の顔造形が個人的にとても可愛かったという、そんな簡単な話。 いずれにせよ最近いろいろやってる試行錯誤の多くがちょっと期待外れに終わり、元に戻す感じのいろいろだ。 ほいこの角度。可愛いぜ、長髪ロング! 現実の人間にありえない緑の瞳で、ファンタジーな存在だと印象を強くする。 光学なライト配置とフィルターでふんわり。 わざと背景の一点に光を集中させ、相対的に周囲を暗くする。 千夜の魅力というかごちうさのフィギュアで原作やアニメのあの空気をうまく表現できてるものはあまりないが、かなり健闘はしてる。 ごちうさのまったりを具現化するのは難しい。見た目に加え、空気や雰囲気だからね。 だがメーカーも頑張ってるぜ。顔はほとんどのメーカーが無難に可愛い。 あとはファンの妄想力でカバーだぜ。ごちうさはイメージが大事なコンテンツ。その助けになるのはとにかく可愛いバランスをうまく取ってるフィギュア。 髪。つや消しと薄いグラデ。 甘兎庵の制服はラビットハウスに負けず劣らず可愛いぞ。 よく見れば3段重ねのホットケーキ。カロリーすごそう。 背中など。ディテールでとくに注目するところはないが、普通の服を普通に造形する仕事を普通にこなしてる。 こちらも目立たないグラデが施されているスカート。こういう分かりにくいところの仕事に注目したい。 足など。茶色系統の地肌+グラデ塗装は膜が弱く、ちょっとの擦れですぐ剥がれるので扱いには注意。 台座 ぱんつはストッキング越し。 購入した個体は瞬間接着剤の白化現象があった。ちょっと残念。 非対称の下○としわ。こういうところにグッとくるようになれば変態紳士の仲間入り。 あとは適当なアップ。

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