アクアマリン ガールズ&パンツァー 1/8 西住みほ マーチングバンドstyle フィギュアレビュー

発売:2018/04 原型:乙山法純 彩色:村川勝心(Knead)

サウンドトラック、ジャケットイラスト。 オリジナルイラストはあんこうチームメンバー全員のそろい踏みで、その中よりみほが立体化。ポーズそのまま。 劇場版サウンドトラックでもおなじ衣装で再登場、見返りポーズを決めてる。 イラストは上半身だけで下半身は――公式の監修が入ってるはずだけど、なぜか劇場版イラストとデザインが違ってる。ご愛敬か。 なんにせよフィギュアは触れられてない情報を原型師やディレクターが決めなければいけない場合もあり、監修がチェックを「まあいいや」とすればそれで決定。 すなわち―― 通常アンスコになるバンド衣装のスカートの中が―― 生パンツでも版元が文句いわなければOKなわけだ。 生パンツというボーナスだぜこのフィギュア。 造形担当はベテラン乙山氏。そつなく仕事してくれて、購入者が喜びそうな仕込みも済んでいる。 アクアマリンも最後の配慮をしており、手に持つバトンっていうのかな? マーチングの先頭辺りでリード役が持ってる棒がズリ落ちないよう、両面テープをおまけに付けたり。 両面テープおまけはアクアマリンがガレージキットディーラーより興ったメーカーだからこそのユーザー視点、あるいはガレキ組み立て視点のボーナス。 台座も小さくて飾る場所で邪魔にならない。これも消費者視点。うむ、いいメーカーじゃないか。 Asahiwa.jpでのアクアマリンの購入率は地味に高い。だからたまには集中的にいい点を列挙してみるの巻。なぜリピーターになってるのか、その理由はさりげない配慮の蓄積だ。 リピーターにならないのはどういうときか? フィギュアの完成度がアレな場合もあるが、たとえば台座が無駄にでかくて飾る場所に困るとか、そんなユーザーに優しくない疑問符な仕様に対して不満を持つとか、そんなところ。 アクアマリンは私的にプラス点がマイナス点を上回るメーカーってわけだな。アルターなどは純粋な完成度が凄まじいが、代わりに凝った造形やパーツ分けによる破損させやすいデメリットもあり、そこの折り合いを我慢できるほどのディテールがマイナスを払拭しきってる感じ。コトブキヤは割安とか。 ベストアングル正面。 このフィギュアが受ければマーチングバンド、ほかの子も出てくれるかもしれない。 衣装とか。 背中とパンチラ。 足だよ。 最小限にして十分な台座。 普通に飾って後ろ向けるだけで白い布が。 どう見ても生パンツです、ありがとうございました。 疑似すじ的なアプローチがおしり側にあり。 みほのファンよ、制服やパンツァージャケットもいいが、変則衣装もいいぞ。 ガルパンはいいぞ。

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