ウイング Fate/Grand Order 1/8 セイバー/沖田総司〜剣士の休息〜 フィギュアレビュー
こちらが私の本来の仕事着なのですが。
ガレージキットのPVC化。
一時期流行ってたガレージキットからの商業ライン、まだまだ続いてる。
箱
金型やパーツ分割などの都合から、最近は最初から商業用原型ってのが多くなってるけど、ガレージキットの魅力は自由度とパッション。
サークルice9が2017年1月に発表した剣士の休息、製品化は2018年8月と、1年半以上かかった。
萌えフィギュア、とくにスケール系フルプライスは企画から発売まで時間がかかる。とくに最近は予約開始段階で発売は半年以上先から1年後とかも、わりと普通に見られる。
このフィギュアはガレキよりPVC版のほうがブラッシュアップされており、なんか色々と細かい。
椅子におすわり幕末の剣豪。
背中美人
ガレキ版をイメージ検索すると、まるで別物になってるね。
このPVC版のほうが原作ゲームに近いテイスト。似てる。
ガレージキットは造形家の味を出せるが、商業はどうしても受けというか買われるバランスをニーズに合わせて求めていく割合が高くなる。
それでもガレージキットの雰囲気は出ている。理由は線の濃さだ。ice9の塗りがそうだからか、こちらも塗りにおいて線が濃いね。
それなのに柔らかい雰囲気。
ご尊顔。
顔の線は太いが色は薄い。これもice9の特徴。
ウイングが商業量産で取った選択は元フィギュアの味と良いところを出来るだけ尊重する戦略。
ゲームへ寄せつつ味は残す。それがこの製品版。
髪
全体的につや消し。黒も白もコスれに弱いので、扱いは注意だぞ。
横
背中。マフラーは黒い。
ぱんつ見えそうで見えない。防御高いぜ。
足
台座。このベンチっぽいのは江戸時代の茶屋的なものかな? 剣はおそらく菊一文字。ただし史実では所有してた明確な証拠はないらしいが、fateのサーヴァントは史実である必要はなく、伝説伝承やイメージでも良いという、じつにすばらしい設定だから、マジなんでもあり。性転換すらどうにでもなる。
スカート――といえるものはない。その奥底に黒い布。
ぱ○つ! と思ったら、なんかふんどしっぽい感じ。
超ハイレグ的ふんどしパンツ。
ああ、座布団になりたい。