ANIPLEX+ Fate/Grand Order 1/7 アヴェンジャー/ジャンヌ・ダルク[オルタ] フィギュアレビュー

発売:2018/08 原型:浦川顕法(Beehive)/デザインココ 彩色:株式会社エムアイシー

吼え立てよ、我が憤怒。 ANIPLEX+限定の大型フィギュア。 美しき復讐者。 箱はなんか炎。 1/7スケールだけど迫力はそれ以上。 巨大な旗で1/6スケールどころか1/5スケールくらいの迫力と存在感。 撮影距離もかなり長いぜ。1.5mくらいかな? フィギュア大きいし。なお撮影開始からアップまで3時間20分。以前なら6時間超える大物だが、合理化で工数だいぶ省いてるんで。さらに試行錯誤してる。 この撮影は遠距離ライティング?の初撮影でもあるかも。一番近いライトでも60cmは離してる。遠い奴は1mくらいかな。 一定の明るさがわりと広い範囲に及ぶので、フィギュア撮影がたぶん楽。検証は今後。いまは毎回のようになにかを試してなにかを廃してなにかを変更して、どんどんチャレンジ。 フィギュアに戻る。ディテール豊富で塗りも複雑。 塗りの濃淡は閲覧環境に関係なくフィギュアの完成度を観賞できるメーカー側の主張だ。 購入した消費者がフィギュア現物を見る環境の大半は、ライティング用語でいえば直射&トップライトのみ&低演色という「三重苦」だ。これで写せばプロでもイマイチな写真になってしまう。 ゆえにメーカーはフルプライスに三重苦を少しでも撥ね除ける彩色の化粧を施すわけで、私のようなレビュアーのライティングをずいぶん楽にしてくれる。今回の遠距離ライティングはその方針の最たるもの。 フィギュアが綺麗に見えるのは塗装のおかげであり、レビュアーすなわち私のライティングではない。自己主張をどんどん殺してフィギュア開発者の思惑に任せる戦略でいきたいと思う。 最近はフィギュアで名が出るのは原型担当に加え、彩色担当(デコマス塗り)も多い。それほど重要になってきてるのが塗り。 復讐者ジャンヌの鎧。 処刑台に消えた戦場の殺戮天使が、現代に舞い降りる。 上半身 いつものバストアップより写す範囲を広くしてる。情報量が多いので。 このフィギュアのパーツ数もさることながら、細部まで決めてる素材などの細かさは組み立てていて感じた。職人芸だぜ。 無駄はなくひたすら豪華。2万円近くもする価値はある。 地味に似たような色だけど塗り工程だけはかなり多そう。 地味な中に細かい造形美と塗装のわずかな違い。目を凝らしてみると、本当に細かいぞう。色のちょっとした差しかないけど、ぜんぶ違ってる。何色も分けられてる。 宝具「ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン」 不気味な軍旗だ。 下半身 台座 パンツは黒い。しっかりつや消し。 布量かなり少ないっぽい。史実では未成年のうちに亡くなったが、こちらは大人だ。

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