メガハウス Precious G.E.M.シリーズ シン・エヴァンゲリオン劇場版 綾波レイ フィギュアレビュー
ロングヘアーで新たな魅力。
劇場版のレイ。
メガハウスより。
箱
GEMでも造形演出を意識したPreciousシリーズでリリース。
白いプラグスーツに、腰までのウェーブがかった長髪。
登場こそ短時間だったが、その印象深さから続々とフィギュア化されている。
14年も初号機を守護してたレイさん。
背中が完全に隠れてしまう髪の長さは、まさに期間の重みを感じさせるもの。
母の属性ももつ、シン・レイ。
スタチューと呼ばれる置物風。
萌えより、女性の美を意識したレイ。
おそらくロングヘアーのレイではもっともエロさはないけど、雰囲気では深そう。
神秘性と性的な表現の両立は難しく。
神秘性へ全ステ振りしたレイだ。
そういう作品としてのエヴァが好きなファンに、おそらく支持されそうなご尊顔。
むろん普段はおすけべなフィギュアを好んでる紳士にも、たまにはこういうのもいいよねといえるかも?
すくなくとも100億円映画、シンエヴァにはそういう魅力があると思う。
儚い感じ。
でも伊達に14年も孤独の中で1号機を守ってきた、強いレイでもある。
クリアパーツの髪が、雰囲気を深める。
髪。アップで見たパーツ精度は実寸1/8~1/9スケール的にやや野暮ったいが、さすがにポッパレ版よりはしっかりしてる。1年以上先の発売予定だけど、グッスマ版(非ポッパレ)なら1/7スケールでさらに髪もシャープだろう。ディテールにうるさい人はグッスマ版ロングヘアレイをオススメ。
髪が長くともレイの内ハネ属性は変わらず。
横
足
台座は劇中のあのコンクリっぽい柱。
ちょい胸おおきそう。
おしりは申し訳ない感じで控えめ。
演出優先のため、台座に完全固定だ。紳士諸兄のリビドーは満たせないだろうけど、劇中のレイの雰囲気をうまく再現するこのフィギュアは、そちら方面の表現を抑えてるからこそ、価値がありそう。