メディコムトイ チコちゃんに叱られる! MAFEX チコちゃん フィギュアレビュー

発売:2020/05 原型:PERFECT-STUDIO

「カメラ専用機はどんどん高画質化してるわよね。フルサイズとかミラーレスとか」
「んなぁー」
「どうしてフィギュア撮影は、スマホの小さなセンサーでもそれなりに写せるの?」 「んなぁー」
「なによそれ」
「んあー」
「あらそう……」 「ボーっと生きてんじゃねーよ!」ぼーっと生きてるナナチ 「フィギュアがスマホでもそれなりに写せるのは、画像規格が30年も不変だから~~」 5歳なのにデジカメに詳しいなんて、チコちゃんはさすがだね。 フィギュアを写すカメラ専用機はそれはそれは進歩しまくって、元データを現像するディスプレイの段階で表示機能の整備が民生ではぜんぜん追いつかない状況。頑張って開発しても、デジカメがさらに先に行ってしまってる――たぶん追いつけない。 たとえば物理学が似てるか。理論が先行しすぎて実験・検証・実証がまるで追いつかず、「理論物理学」と呼ばれてる感じ。質量の起源を証明するだけで半世紀と数千人の科学者の人生と数兆円という途方もない大金がかかった。 光学式デジカメの分解能はすでに量子力学的な限界の領域へ踏み込んでて、今後の伸びはソフトウェア的なアレとか。 最終出力用に広まってる画像の規格が30年も不変だから、カメラ専用機がどれほど画期的な進化を遂げようとも、昔に決められた規格の制限によって、スマホの小さなカメラの写真との差が大幅に埋められてしまうわけ。 だがしかし、実用上は困らない。まるでちっとも困らない。受け取る人間側の性能は30年前もいまも変わらない。だからデジタル技術が劇的に発達しても、わりと誤差の範囲だ。ちなみに古くなりすぎた画像規格(jpeg)を天下のgoogleが改めようとしてる(webp)けど上手くいってない。過去の試みも軒並みコケてる。PNGはすっかりエロゲ(略 チコちゃん5歳のこの怒り顔、立体になるとインパクト大きな。 顔パーツは4種類。 確認顔 キラキラおめめ。 叱り顔。顔サイズそのものも大きくなる。 頭は昭和20~30年代ライク。サザエさん。 服も。 古くさい格好をしてるけど、老人から子どもまで見てるNHKの人気番組。 箱の台紙がスタジオ。いつも岡村との掛け合いが楽しいキョエちゃん。 いちおうチコちゃん自立できるけど、不安定なポーズを取らせても保持できる専用台座つきだ。

チコちゃんに叱られる! レビューリスト
2020年発売フィギュア レビューリスト

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