コトブキヤ ARTFX J カードキャプターさくら 1/7 木之本桜 フィギュアレビュー
カードキャプターさくらが再注目されていて、スケールフィギュアも出た。9年ぶりに新作購入だぜ。 余裕で100体枠。ディスプレイケースで飾る要員だ。選別はキャラ基準なので、さくらはじつに10年ぶりの更新となる。 箱が大きめ。 イラストも可愛い。 すばらしい作品だぜ。私がアクションフィギュアやデフォルメフィギュアを軽視し、固定ポーズ式のフィギュアにこだわる部分をうまく伝えられたらいいな。 CCさくらのアニメはNHKの奇蹟だったぜ。大きなお兄ちゃんを量産した罪作りな作品だ。 魔法の翼がダイナミック。 羽ばたいてる様子がいかにも空気を掴んで浮くぜって感じ。 この衣装は1stオープニングのものだ。 細部まできっちり作られてるぞ。 CCさくらは1990年代末から2000年代前半にかけて大量にフィギュア化された。とくにアニメ第一期はすべてのコスチュームと制服、私服の大半が立体化されている。 100回以上は立体化され、私はそのうち数十体を所有している。 長くサイト(趣味)を続けてるとこういう時代の進化を体感できるのがいいね。それもいまの進んだ技術で。 NHKで再放送とかされてるけど、いまでも通用しそうな絵柄と内容というのが立派だ。時の風化に強い。 さくらのフィギュアは新たにいろいろ企画されてるけど、うちでの購入率はあまり高くない。このARTFXみたいな「これは!」というやつにピンポイントで手を出すぜ。 塗装も質感もすばらしい。安心して撮影にのぞめた。 飛んでるように写したい。 10年来の伝統、さくらフィギュアの特徴を受け継いでるぜ。 それは強い角度限定だ。さくらの顔は平らだからね。 アニメも原作もフェイス部分は平面性が強いけど、このフィギュアはわりと頑張ってるね。原型担当は緋路氏。ドラマ性の高い表現に定評がある。今回は「風」かな。 風が左から右へ吹いてるとわかる表現。 風で流れるリボンがぴたりと止まった一瞬を切り取る。写真へ閉じ込めたような見事さ。 胸などのパーツ。 全体的にツヤ消し系の塗料で吹かれている。CCさくら原作の雰囲気を出すには適確なチョイスだ。かわりに擦れに弱いので、固定ポーズ式のこのようなスケールフィギュアでこその表現。 背中とちいさな翼。 クロウ・リードの杖。使う者に合わせて形が変化する。 躍動的な動きの翼。 かつてここまで原作絵の女性的な翼のラインをきちんと再現できたCCさくらフィギュアがあっただろうか。 うまく説明できないけど、この辺の絶妙な不揃い感がCLAMPっぽい。 スカート ぐりぐりフリル ケロちゃん かわいい足。 ふわりと煙の台座だぜ。 下はドロワース。 CCさくらフィギュアは2000年代前半の途中より版権元が「ぱんつ」を禁止している。