海洋堂 新カプセルパイロット版[シリーズZERO] 化物語Vol.1 フィギュアレビュー
カプセルは衰退しました。 というションボリな現状を打破すべく、海洋堂が乗り出した。この手のロープライス萌えフィギュアは、いまではプライズ景品しかまともには賞品回転しておらず、ブラインド箱物もデフォルメ&付録展開でようやく命脈を保ってる状態だ。カプセルと食玩はほぼ壊滅して久しい。原因はズバリ、コストバランスの破綻だ。大きなお友達に受けるには、それなりに開発費がかかる。 興味がある人は読んでみて欲しい。簡単にいえば、広告を兼ねた試作展開みたいなものだ。いまさらコストをどうこうできないので、どこまで持続できるかは不明だが、雑誌付録などでデフォルメでないフィギュアを提供してくれるメーカーはもはや海洋堂くらいが頼りなので、頑張ってもらいたい。1998年12月のユージンSR ToHeartに始まり、以後およそ10年間続いたギャルガシャ時代をずっと生で体験してきた私にとって、価値観的にはどうしても「リアル頭身>デフォルメ頭身」となる。 戦場ヶ原ひたぎ値段とサイズを考えれば、十分に良くできた造型だ。もちろんスケールフィギュアなどと比べてはいけない。 けしからんバストと、細長いモデルのような体躯。 造型は宮川武氏が担当した。 ミヤガーだと仕事が早いぶん細部はどうしても甘くなりがちだが―― 経験値の蓄積がすごいので、全体のバランスは並の造型師より良い。下の一枚、まるでラフ系イラストのような迫力があって、なんか呑まれそうだ。 両手の文房具さん。 スカート短いのう。 ぱんつのアダルトさは設定通り。ただしコストの都合か、色は純白だった。 八九寺真宵いきなり下○が見えてるぜ。ちゃんとお子様ぱんつだ。 立派なリュックだぜ。市販したらどのくらいの値段になるのかな? このポーズ、本当によくフィギュアになるね。 顔はまあまあだ。ちなみに頭部は直径1cmしかない。 塗装は細部もけっこう頑張ってる。 しわしわだぜ。造型はロリで有名な大嶋優木氏だ。 さすがにリュックの塗装は一部オミットされている。 いい足だな。 スカートは期待通り、最初から外せる。 するとやたらと力の入った下○が露出した。さすが大嶋ぱんつ。 ちっちゃなサイズのフィギュアでもこの女児パンツへのこだわり。他者の追随を許さない。 パンツァーなら、間違いなく一押しのロリっ子だ。 千石撫子このポーズもほかにフィギュアになってるな。それだけ魅力があるということか。 後ろは素っ気ない。 だがそれ以外の角度はすばらしいね。 こういうリアル頭身フィギュアの実物を目の前にすると、価格が重なるねんどろいどぷちやトイズワークスにいてんご/よんてんごで満足出来なくなると思うんだけどね。もっとも価値観はどんどん変化するからな。女性オタクにはデフォルメのほうが受けが良いようだし。 サイズを考えれば、なかなかに良いお顔だ。 服のシワなどもレベルが高い。 上着は外すことが出来る。 風靡な台座だ。 あとはエロパートだが、スク水だよな、やはり。 とくにエロスの追求はされていない。 だけどこのお尻は、分かる人には分かるだろう。以上、今後がどうなるか気になるレベルとクオリティで提供された、海洋堂のネオカプセルパイロット版。