化物語 1/8 八九寺真宵 フィギュアレビュー
元気な永遠の小学生。 箱の大きさはギリギリまで抑えられていて手頃だ。これは原型・量産を担当したクレイズならでは。 原型は八海氏。そのポージングはクレイズブランドらしく、重心の安定したガレキを意識する作りだ。 クレイズ量産は肌色成型やパッド印刷などが今年に入って改善されたが、安定でいえばまだまだ波がある。真宵に関しては東方レミリア・アリスで一度ピークに立ったものが、すこし下降した、といったちょっと残念な案配か。 クレイズの量産化は他社が関わると突発的にクオリティが爆発することもあり、たとえば2008年の魔法少女虹原いんくクイーンズゲイトVer.では、アルターやグッドスマイルカンパニー謹製を思わせる高いレベルにまで絞り上げられた。 それだけ元の原型は潜在的なポテンシャルを抱えている。量産品メーカーとしてはマイナーに甘んじているクレイズが、ガレキイベントで大人気なのにもちゃんと実力に裏打ちされた根拠があるといえるだろう。 個人的な結論としては、「実に惜しい! もったいない!」ということ。 それでもまあ、こうしてリーズナブルな塗装済み完成品になってくれるだけでもありがたい。私がクレイズ関与のロリーなフィギュアを高確率で購入しているのにも、それなりの期待を毎度抱くからだ。なんだかんだ言って、ブランド買いしているファンの一人だ。 アップ。やはり色々と惜しいなあ。口元の「w」はいいね。 真宵のフィギュアは、11月にコトブキヤ版が控えている。その真宵がほぼ決定版になってしまうだろう。あえてこの子をチョイスする必要はない。 このムービック/クレイズ版の真宵も買うとなれば、その存在価値はおそらく下○だ。このレビューの最後のほうね。 ヘアバンド 小学生だから胸はこの通り。 ちょっと昔な、昭和時代を連想させる服装だ。 腕とバッグ。アイスクリーム?なうさぎのアップリケは、平成のオタクな今様風味だね。 そうか、5年生か。学年が学年なので、平仮名じゃない。 かわいいでかでかリュックだ。 スカートと素足。 小学生らしいミニスカートだぜ。 膝小僧に。ぽよよんな絆創膏が! 後ろ側。肉の少ない小学生らしいひざの造形に注目。 靴 シンプルな台座。これもクレイズ毎度の特徴。下手に凝られても値段が無駄に上昇するだけだしね。 さて、ピンクの幼女ぱんつ。 リキが入ってるぜこのしわしわ表現は! クロッチラインもわざわざ塗ってるし。墨入れじゃなく、まさに塗っている。 ロリコンでこういうパンツが好きなら、顔その他の多少の惜しさは吹き飛ぶんじゃないかな? あとは接写アップで。