4-Leaves LG(Legend Girls)あずまんが大王 1/7 大阪(春日歩)水着版 ガレキと比較編 フィギュアレビュー
「よ、よろしゅーたのんまんがな」
2009年の10周年企画が後押ししたのか、あずまんが大王ではじつに8年ぶりとなる、マスプロ完成品フィギュアが発売された。ラインアップは春日歩こと大阪、榊さん、神楽だ。後者2人はナイスバディなので、よつばと的に大阪さんをゲット。
この大阪さん、元はイベント限定のガレージキットだった。といってもサークル物ではなく、コトブキヤブースでの限定「商品」。発売されたのは2002年夏や秋ごろだった。それでうちには、そのガレキな大阪さんがいる。Legend GirlsはこういったPVCで量産化されなかった、埋もれた作品を発掘してリリースしてゆくシリーズだ。
2人並べて。色彩はPVC大阪さんのが正解。白水着と水色浮き輪は、私の完全な趣味。こうして並べてみるとガレージキットとまったく変わらない造形情報量。PVCフィギュアの、転写レベルの上達が見て取れる。これが2002年当時であれば、ガレキと同水準でのPVC量産化など夢また夢、まるで考えられないことだった。
ガレージキットの組み立て彩色時期は2005年はじめくらい。それから5年を経て、ずいぶんと肌色が濃く変色してしまった。まるで日に焼けた感じだが、これもまた味か。
PVC版の箱書きには「平たい接地面」を改修したと書いてある。足の裏が丸くなって土踏まずが付いてた。写真撮影を忘れてたが、おしりのほうもガレキの底は真っ平らで、PVCのほうはきちんと丸い。貧相なヒップだけど。
ガレキとPVCの精度差がいかに減ったかを見るには、鎖骨がわかりやすいだろう。まずはガレージキットのほう。
つづけてPVC版。ほとんどまったく同じに見える。
この辺でガレキには引っ込んでもらって、大阪さん一周といく。
座位のフィギュアは撮影が照明の当て方をあまり模索しなくて良いから、比較的楽だ。
ピンクの浮き輪は両足パーツを外して填める仕様だ。
台座が真っ白でちょっと味気なかったね。凝られても今度は接触面積の広さから色移りが心配になるので、どちらもどちらか。
背骨の線がすぅっと走ってるのがリアルっぽい。
平常でも笑ったような顔をしてるので、すました無表情は大阪さんではあまり見られない。
ややロー気味で。顔がずっと上を向いてる。
上より。まっしろけな台座のちゃんと全体を写してるのはこれ一枚きり。
浮き輪なし。箱から取り出した直後はこうだ。
浮き輪がなくともあまり不自然には見えない。
「ちよちゃんはなんで飛ぶのん?」
正面。瞳やまつげのプリントは原作中期に近い。
「さーたーあんだぎー」
大阪さんの、大阪さんによる、大阪さんのための髪型。
原作コミックでかなりの貧乳とされ、アニメでさらに真っ平らに削られた、ふたつのなだらかな――
「この胸……ニッポン人や」
指は現実的に塗られていない。大阪さんほとんど化粧しないし、水着だし。
「へーちょ」背中
「そして犯人は私!」
あまり肉感的ではないスレンダーなボディ。
浮き輪は総ABSだ。
足は体が硬い大阪にしてはかなりシナなポーズが入ってる。
「なまこー」
「たかー、なすびー、めざめよー」『なお今回のパン食い競争では、1コースから順にあんぱん、クリームパン、ジャムパン、カレーパン、メロンパンが吊されています。どれでも御自由にどうぞ!』
「なんやってぇーーー!?」「びんしょおになんねん」
「ホームランて何点?」
「みんな彼氏おらへんのー」
「履歴書では部活なしとありますが、あなたが高校で打ち込んだものはなにかありますか?」
「くさび!」