劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1/8 おめかしチビめんま フィギュアレビュー
おめかししたチビロリめんまだよ。
あの花のスケールフィギュアが4年振りにでたぜ。
箱
あの花の劇場版は2013年公開。その2年後におなじスタッフによる「心が叫びたがってるんだ。」が封切られて好評を博した。
スケールは1/8なので幼女だしちょっと小さめか。
この撮影は5年11ヶ月ぶりとなる「ホワイトバランス取得したまま」をベースに調色している。ただしホワイトバランスセッターはフィギュア本体の10~20cm後方に置き、背景紙からの色被りや拡散光による色温度低下の黄色成分を最大限に吸収させた。
このホワイトバランスセッター位置は2006年から2009年まで独自に採用していたものだ。写真撮影の本などでグレーカードの配置が被写体の手前って解説されてたし使用例でもいつも前か等距離だったのでそれに習うことにしてたが、色がおかしな気がして色温度をデフォで数百度ずらしていた。
チビめんまレビュー撮影の前に2日かけて様々に検証と現像を重ねている。ようは2009年の独自仕様へ回帰したものとなり、色作りの負担はかなり減ると思う。コントラスト調整くらいかな。
視感比較や写実色は廃止となるだろう。モニター6500Kに対しアドビフォトショップの白色点が5000K。1500Kも違えば目視で合ってるかなんて超人にしか分からん。
ホワイトバランスを取ったくらいで白が白く見えない――といったようなことを何回か書いてきたが、単純にグレーカードの使い方が未熟だっただけだったみたいだ。
写真ではめんまの肌色が妙に色白だが、実際に病人みたいに白いフィギュアだ。そういう薄幸キャラ。
おめかしって単語にたがわず、服はドレスだ。
フィギュア化に際して体型が理想化されており、リアルであれば小学校中学年以上に見える頭身だけど、あくまでも設定上は幼少期だ。
前のフィギュア化から4年も経過しており、そのぶん技術進歩の恩恵で完成度は高い。
アクアマリンはまだまだ新興だが、このめんまのような良作をちょくちょく発売してくれるようになっている。要チェックメーカーのひとつだ。
バストアップ
ベストアングルだぜ、かわいい。
似てるぜい。このめんまちゃん、似てる。
顔が可愛いし似てるので、原作ファンは買いOK。とってもオススメだ。
色遣いもいいね。うまく全体が黄土色系で青がアクセント。
当初の発売予定は3月だったので、桜は惜しかったな。桜の時期に間に合ってれば、日本各地でこのチビめんまが野外撮影にお出かけされていたと思う。来年の3月に出番あるかもね。
でもまあ、破損しやすいABSパーツもあるから実際に外へ連れ出す……にもリスクがあるが。下の青いリボンがABS。
背中
スカートと足。ピント前。
ピント足。
台座は普通。
でもぱんつは――えっと、幼女だよね? まさかのガーターベルト!
一転してエロくなったぞペチコートの質感もレベル高いし。
下○そのものは女児ぱんつ――じゃないな。ジュニア向けショーツってところか。
このめんまが本来なら付けてなさそうな、背伸びしたスカート内部だったぜ。
性的に見るべきキャラではないが、「それはそれ、これはこれ」ってのがフィギュアの世界。