Angel Beats! 1/8 天使 フィギュアレビュー
初立体化より1年、ついに決定版ともいえる天使が出た。
クリアパーツの翼が映える、いい作品に仕上がっているね。
天使ちゃんマジ天使のフレーズ通りだ。
ボリュームの割に実売価格が2割ほど安く、お得なフィギュア。
本当は天使の翼をふんわりと見せたいため、冒頭のように絞り開放近くで写したいんだけど、そんなことをすればピントが顔と胸元辺りしか合わなくなるんで。
深夜アニメのキャラにしてはスカートが長く、貞操観念も強そうな彼女だが、その裾が膝上まで浮き上がってるさまは、しとやかさに隠れた艶だね。
全体の完成度はかなりのものだ。
Angel Beatsファンだけでなくとも、天使系好き、ロリ好き、不思議ちゃん好きは買って損なし。
ただしエロはほとんどない。淫獣の使徒は回避しよう。純粋に愛でるフィギュアだ。
話によれば3DソフトCADで設計されたというが、それゆえだろうか、どの角度から見てもまるで隙はない。通常、原型というのはどうしても支えが要り、重力に縛られるが、3Dはそのくびきより容易に解き放たれ、モニターの中でいかようにも試行錯誤が出来る。
翼と人間の、絶妙な隠れ具合。なんとも、ため息ものじゃないだろうか。
本当に浮き上がりそうなフィギュアだ。
というわけで当サイトの一周写真では珍しく8枚を掲載した。
翼があるだけでこのフィギュアの価値は本当に一級品だね。
翼がない状態だとこんな感じで、普通だ。
……そうでもないかな。天使な雰囲気、出てるかもかも。どこをクローズアップしてもレベル高いし。
それでもまあ、やはりクリアパーツによる翼の演出あっての、このフィギュアの真価だろう。
顔アップ。人形に魂を入れる超重要印刷パーツといえる瞳は、以前なら仕上がった原型とのすり合わせをどうしても後出しで行う必要があったけど、CADだとそれが原型を作る段階から並行できちゃうので、より企画イメージ通りの量産が可能になっただろう。
いまのところフィギュアでのCADは数こそ少ないしノウハウも蓄積中だろうけど、何年か後にはメインストリームとなっている可能性すらある。
完璧に可愛いな、さすが天使。星で評価するとしたら、五つ星。
こうして翼の前ボケと後ボケに覆うと、雰囲気が醸し出されると思う。
白系の髪の毛もすっかり萌え要素となってきている。
胸元は手で隠れているけど、バストサイズはさしてなし。
首もと周辺をアップ。
細身の腕だ。
1/8スケールとはいえ小柄な天使、さすがに爪が塗られているようなことはなかった。化粧してる様子もあまりないし。
ウエスト
背中。翼は奥まで挿してない。経験的にこういうのは完全に根本まで挿すと、ちょっとした不注意の衝撃でボキっと破損する。半挿しならパーツがぽんと飛ぶだけで済む。たぶん。
翼の、正面より全景。絞り開放で雰囲気が出ているだろうか。全身写真では下半身がボケボケになるので、このような上半身構図でしか採用できない。
後ろより。通常の絞り。
翼前
翼後
天使の雰囲気を発揮させる重要な浮き上がりスカートパーツ。
いい足だ。
どうでもいいけど原型サンジゲンって何者かのう。
台座
先にエロはないと書いたように、パンチラ止まり。
まさに文字通りのチラリズム。
でもなぜかスジ彫りだけはあるという。なんという嬉しき誤算か。
パンチラは良く三角形に喩えられるが、まさにそれ。