ああっ女神さまっ 1/8 スクルド フィギュアレビュー
スクルドのフィギュアは稀少だ。
ばんぺいくんは2004〜2005年ごろのアフタヌーン雑誌付録から。スケールが合ってないけどなんとなく並べてみた。
連載開始より20年以上の歴史を持つああっ女神さまっ。ロリ担当のスクルドは10年以上昔からたびたび商業フィギュア化されてきたが、メインヒロインの末席に位置するゆえにその数はとても少なく、およそ10種前後しかない。1年に1体ていどのスローペースだ。
本作を含めてもこの2年で3体しか出ておらず、スケールレベルの大きさによるPVCモデルは2003年以来、6年ぶりとなる。スクルド好きは買うしかないだろう。選択肢の余地はない。
台座背景合わせて小情景(ヴィネット)を形成する。ネタ元は24巻の表紙だ。
原型はイベント限定のガレージキットだったものだ。ひろまん氏は2000年代前半にああっ女神さまっのガレキを何体も手がけており、このスクルドもその一体だった。初出は2003年夏である。
つまりは6年前の作品なわけだが、今回の商業フィギュア化に際し、細部で手入れが行われたようだ。たとえばのっぺり顔が立体的に丸みを帯び、この6年で成長した原型師の腕が加味されているように見える。後での顔アップ写真でわかると思う。
台座やディスプレイの細部はみんなABSだ。
発表当時話題となった作品だけに、その実物を量産品とはいえ手に出来て満足だ。作品性が優先されたため、エロ要素はおおきく抑制されている。
台座があまりにも背高のっぽなので、キャラを抜き出し通常縮尺で。
検索して出てくるガレキの写真と比べてみると、やはりこちらの量産品のほうが良くなっているように見える。
原型ひろまん氏によれば、この作品のテーマはアンティーク風味らしい。なるほど、よく出ていると思う。19世紀みたいだ。
上より
1/8といってもスクルドの体格は小学校高学年ていどなので、フィギュア本体はさほど大きくない。
だから顔パーツも小粒で、ちょこんとしたお人形みたいだ。
女神の魅力を十分に伝える笑顔がほほえましい。
髪
ハートと翼を合わせた意匠。
人形のような服。
レースのケープにセーラーと来た。
胸はもちろんまったくない。ロリだし。
指の爪は塗っている。
ドレス下半分
ボタン群は地味にクリア色で綺麗だ。
紋様
脚部周辺
ロリータファッションのブーツ。
台座
フィギュア本体は台座と完全に固定されており、外すことは出来ない。全体でひとつの作品という、メーカーの思想が感じられる。
白きパンチラ。これだけだ。スクルドのフィギュアは元々パンツがあるほうが少なく、露出も少なめだ。