忍術の里(甲賀流) 漫遊 おでかけフォト よろずなホビー
忍術の本場であややが忍者の修行だぜ。
道中ファミマで初音ミクフェアやってて、なんとなくおにぎり買ってみた。
滋賀県甲賀市甲賀町 甲賀の里 忍術村
忍術研究者による、手作りのテーマパークだ。
門を通っていきなり面白いものが。
真田十勇士の一人、猿飛佐助はメジャーな忍者の一人だな。残念ながら架空の人物だけど、モデルは複数存在するらしい。
博物館という名の一軒家に、大量の忍術道具が。下の写真はもちろん本物の忍び鎧だ。目立ってはいけない諜報員なので、派手な飾りなどは一切ない。
本物の手裏剣たち。たくさん持って投げまくるイメージがあるけど、実際は多くても数本しか持たないとか。投げて怯んだ隙に逃げる。
これで引っかかれたら痛そうだね。
マキビシ。忍者が所有していた本物だよ。ちなみに忍術具の所蔵量においては世界一らしい。
博物館っぽいところを出たら、井戸を模した抜け道が。これは本物じゃなく、さすがに再現。
実用性はなかったと見られている水ぐもで遊べるコーナー。
からくり忍者屋敷
障子が手裏剣とは、凝ってるな。
くるくる回る、隠し扉。ちなみに現代に再現したものではなく、100年以上昔の本物。
実在した忍者の末裔が暮らしていた旧家屋を移築・修復し、カラクリごと展示してある。
押し入れかと思いきや、廊下へと抜ける。
屋根裏への階段は当時の常識とは異なる配置らしい。
これはマンガやアニメでよく見る仕掛けだな。
掛け軸や絵の向こうは――
隠し通路
映画「伊賀忍法帖」のロケで使われた大仏の手。射命丸文を填められなかったので、ひこにゃんで。
建物の多くは、150年は余裕で経ってる。甲賀のあちこちよりここへと移築してきた。
土産物屋には有名人のサインがたくさん。
こじんまりとしていたとはいえ、本物ばかり見られて満足度は高かったぜ。休憩を挟んで、もう一カ所。
滋賀県甲賀市甲南町 甲賀流忍術屋敷
こちらもカラクリ屋敷だ。望月出雲守という、甲賀忍者筆頭の家。身分は武士。先祖も武士。
築300年と、歴史的裏付けもマジモノ。忍者自身の住居として現存する日本で唯一の建物というふれこみだ。忍術村のほうはあくまでも、末裔の手による。
上にもあがれる。
階段のある空間は狭く、このように四面が壁に覆われる。隠し梯子らしい。
中二階には下を覗き込める場所があった。
採光用だけでなく、監視窓も兼ねたのかな?
三階はいわゆる屋根裏だ。けっこう広いぜ。
さらに一階と三階を直通する吊りはしごが。
下から見上げたところ。
手裏剣が所蔵してある。
それにしても、本物を見るってのはいいね。
望月氏が束ねた甲賀流。滋賀県甲賀市のすぐ南には、家康に仕えた服部半蔵で有名な、服部氏が束ねた伊賀流の地、三重県伊賀市が隣接している。もちろん忍者・忍術に関する公園や資料館があるので、そのうち訪れる機会があれば見てみたい。