因幡てゐの「因幡の素兎めぐり」(白兎神社・出雲大社ほか)

おでかけフォト
撮影:2015/04/24

 因幡てゐに関する東方聖地など、神話の地を巡ってきた。

 一面の砂浜だ!

 因幡てゐだよ。今回はてゐのネタ元、神話の大地へ行ってきた。

鳥取県鳥取市

鳥取砂丘

 この先に最初の訪問地がある。

 神話っぽいオブジェがあった。大国主命(オオクニヌシノミコト)と因幡の白兎、その「現地」がここ。

白兎神社
 鳥取砂丘とおなじ鳥取市内にある。

 因幡てゐの「人間を幸せにするていどの能力」は、妖怪が持つにはおかしな「ご利益」に相当するが、ネタ元がウサギの神さまだから。

 日本でも珍しいウサギの神。興味がある人は読んでみて。

 ゆるキャラ化されてた。

 さて奥に進もうか。

 ウサギの石像があちこちに。

 ウサギだらけのお社だぜ。

 砂の像があった。覆いで保護されてる。オオクニヌシとなんか姫さまと、その仲をとりもったウサギ。

 砂の国、鳥取らしいね。

 伝説によれば皮を剥かれた白兎が療養した池。

 へいっ、なかなか立派な拝殿があったぜ。

 ウサギ系の神さま、その総本山がここ。右奥にちらりと本殿が見える。拝殿と比べてとっても小さい。

 巨大な注連縄がいかにも古い神。古代神を祀ってる神社は注連縄が大きいところが多いよね。縄文の文化を残す諏訪大社とか。伊勢神宮にはないけど。

 5円を入れた。

 東方がブレイクして数年間は因幡てゐの痛絵馬がたくさんあったらしい。いまでも何枚かある。

 白兎神のご利益は縁結び、医療。

 白兎が治療に使った草、ガマ。

 白兎神社は海に面しており、すぐ前がきれいな砂浜だ。

白兎海岸
 その名はずばり、白兎海岸。

 海岸沿いの岩に鳥居が見えるね。

 海岸全景。右端のさらにむこうは鳥取砂丘だ。

 白兎がワニザメを騙して(サメたちの背に乗って)渡ってきたという隠岐(おき)は残念ながら見えなかった。

 かなり離れてるよ。

 神社をあとにし、さらに西進する……ん? 鳥取砂丘コナン空港?

鳥取砂丘コナン空港
 すごい名だな。まあ私の住んでる高知も高知龍馬空港だが。

青山剛昌ふるさと館

 コナンとその仲間たち――怖いぜ!

アガサ博士のワーゲン

大山(だいせん)
 鳥取県をすぎ――

 島根県に入った。島根といえば境港の鬼太郎ロード。今回は因幡てゐがテーマなのでスルー。そういえば高速道路を走ってると「米子鬼太郎空港」って表示があった。

 島根か鳥取か分からないけどそこら辺に行きました。知る人ぞ知る、吉田くんだ。なお「出雲縁結び空港」という表示があった。この辺の空港はみんなこんな感じなのかな?

 昼は出雲大社のすぐ近くで出雲そば。東方つながりで「八雲」という名の店に入った。

 隙間妖怪、八雲紫の八雲はスサノオが詠んだ「八雲立つ〜〜」の和歌から来てるらしい。スサノオが活躍した島根ならでは。松江にスキマ妖怪とマエリベリー・ハーンの共通ネタ元、小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)の記念館があったが今回は時間の都合で寄らなかった。小泉八雲が島根にいたのはわずかな期間だったし、小泉八雲を名乗るのも東京へ引っ越してからだ。

 さてと、日本屈指の古い神社を散策だ。

島根県出雲市 出雲大社(いづもたいしゃ/いづもおおやしろ)

 出雲大社は「オオヤシロ」とも呼ぶけど、この呼び方って古代の祟り神「オヤシロサマ」に通じるものがあるのかな。八百万の神って元々が土着神だし、この大社に祀られている主神、オオクニヌシは並み居る土着神でも超大物だ。なにせ「国の主」だし。

 複数の鳥居を抜けて進んだ先には――

 おっと、途中で寄り道だぜ。ウサギの看板は避けられない。

 ウサギの石像たくさん。

 ウサギとオオクニヌシは一心同体だな。ご利益とかも一緒だし。

 ワニザメから受けた怪我を治してくれてありがとね〜〜。

 ウサギを救う神さま。白兎がワニザメに皮を剥かれたのは、ウサギがワニザメたちを騙したから。これが因幡てゐの「いたずら好き」という設定に繋がっている。

 ほかにも大がかりなオブジェが。

 イケメンだぜ。大国主はおもに日本海沿岸を巡り、各地の女神を口説いては現地妻にしていったプレイボーイ。遠くは越後のヌナカワヒメまで妻とし、その息子タケミナカタが東方風神録、八坂神奈子のモデル(の半分)だ。ちなみに八坂は八雲と同列で、スサノオを意味する。さらにスサノオはオオクニヌシのご先祖さま。あっちこっちが繋がりまくってるよ。

 大社はあちこち工事してた。

 平成の大遷宮だって。新しく豪華に整えられたお社か。

 手前の拝殿と、奥の本殿。両方とも立派だぜ。

 拝殿だよ。注連縄でけえ。

 オオクニヌシが眠ってるとされるのはこちら。

 本殿。東方の書籍でもオオクニヌシさまのため餅をつくウサギの姿が描かれている。ウサギ妖怪はオオクニヌシが好きという設定なのだ。毎年10月の神無月(かんなづき)になると日本全国の神さまが出雲につどって集会を開く。ゆえに出雲地方だけ神有月(かみありづき)と呼ぶ。神有月を採用してる地域はほかに長野県諏訪地方がある。

 大国主は普通の神ではない「大神」なので、参拝時の拍手は四回と別格だ。ふつうは二回くらい。日本最多は伊勢神宮(天照大御神・日本神話の最高神)の八回。

 八足門の飾りにウサギが跳ねてた。縁が深いからね。

 本殿遠景。八足門、桜門のさらに奥にようやく御本殿だ。神話時代っぽい独特のやぐらを組んだ屋根が見える。こういう造りをするお社は少なく、すごいお社の自己主張だ。ちなみに出雲大社は縄文時代にはすでに遺構が存在していたことが発掘調査によって考古学的に証明されている。その後も弥生時代・古墳時代・飛鳥時代〜〜と、途切れることなく一貫して生活のための集落、もしくは祠祭的な場として存続してきた。ゆえに大和朝廷もこの大社を無下にできず別格として扱っているし、地域の神にすぎなかったオオクニヌシは日本神話において重要な神として採用された。

神楽殿

 特大のでかい注連縄。長さ13メートル、重さ5トン。

 すごい迫力だな。

 お金が挟まってるぜ。

 今回はここでおわり。写真は偶然写せたツバメ。まだ巣立ちしたばかりか、至近まで接近できた。

 平成のなんとか記念のお守りを買ったぜ。

 良く分からんがご利益があるらしい。日本神話最高のモテ男オオクニヌシは、縁結びと医療の神だ。

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