東方Project 1/8 西行寺幽々子 -Ver.2- フィギュアレビュー

発売:2012/07:グリフォンエンタープライズ 原型:i-con

ゆゆこ様、リニューアルして超決定版。 グリフォンがまたやってくれたぜ! 当たりの多いi-con原型で、西行寺幽々子が大確変フィーバー。 まるでアルターのフィギュアを思わせるような躍動あるポージングに、繊細に扱うこと前提のABS部品たち。ケースでない場所、たとえば机や棚の上などに無造作に飾っておくことは、薦められない。 うっかり接触で破損は確実。つまりケース内でホコリや物理接触より隔離した状態で飾るべき「作品」だね、このフィギュアは。 魂が3つに、悠々と浮かぶゆゆ様の背中。顔の見えない背中側を見れば、そのフィギュアの造型レベルが分かる。この表現力は、まさに作品だ。買って損なし、愛でて満足。実力を増したロリ伝道師自身のリメイクで、可愛い白玉楼の主が生まれ変わった。 どの方向より見ても飽きが来ないのも、私が作品と呼ぶレベルのフィギュアに共通する要素だろう。幽玄な亡霊の姿を、そのけっこういい加減な性格も含めて、うまく表現している。ゆらゆら~~。 この角度がけっこうお気に入り。各パーツの配置が色々とバランス良いね。 斜め上でもすごいなこりゃ。本当にグリフォンのフィギュアかよって言いたくなるが、実際にグリフォンエンタープライズからのリリースで間違いないんだよね。おかげで代替がないから仕方なく買ってるってレッテルを返上できるもんだ。もっとこのクオリティを安定させてくれたら、の条件付きだが。 ロリ巨乳ってのはこういうのを言うぜ。私は普段理由がないとおっぱいは買わないが、これほど可愛いなら別格ということで、例外として買ったって寸法だ。 ただ可愛いだけではなく、美人にも見える。おかげでカリスマみたいなものを醸し出している気がするね。 東方プロジェクトというコンテンツの特性上、ゆゆ様に抱くイメージは人それぞれだろうが、このフィギュアはかなりの人にとってストライクゾーンに入ると思う。 ZUN帽なしで。なんとか分かるかな? 顔のさらにアップも掲載する。顔周辺の演出が秀逸だったから、つい引き気味に写して顔が小さくなってたので、大きい写真も載せたくなった。このサイズまで拡大するとさすがに生産工場の技術的限界から来る細部のアラが見えてしまうね。これ以上の精度を望むなら萌えフィギュアOEM最高峰の申華ジャパンを通じて量産するしかないが、このていどのヌルさなど、フィギュアの造型そのものが持つ魅力が吹き飛ばしてしまう。 頭巾さんだ。 もちろんグリなので外せる。色移りしやすそうだから、長期飾るなら梱包状態のようにビニルを挟んでおくことを薦める。 件の豊穣なバストだ。普通のレビューサイトならここで3面写しとかするだろうが、ロリっとレビューサイトなので1枚で勘弁だ。 3匹配置された人魂の一匹目。こいつらの存在がゆゆ様フィギュアの存在感をかなり高めている。 貴族趣味な扇だ。色は高貴な紫。 背中はこうして部分のみを拡大するとたいしたことなく普通に見えるが、全身一周で述べたように離れて見ると、手足の動きや各パーツの連携によって、おおきな表現力を発揮していた。 細いウェストだぜ。グリフォン東方フィギュアはこういう部分で共通ともいえる造型の傾向を見せるが、それは基本デザインを社長自らがやってるからだという(真相は不明)。誰が指示してるにせよ同一人物には違いなく、おかげで統一感のあるコレクションを提供できている。たまに外から呼んできたら違ってくるけど。 迫力のスカートさんだ。 優雅に、かつ流れるように。まさにそういう広がり方だ。 スカートにまとう、二匹目の人魂。クリアパーツの複雑な乱反射が良い色を出している。 そして一転して、おしとやかに見える足の部分。相反した静と動が同居している、魅力的な部位だ。 足下の人魂くん。性別は不明なり。 ネームプレートのパーソナルマークは蝶蝶と花びら。いずれも弾幕に由来している。 さて、エロパートといきたいところだが、残念ながらこんなんだ。 しかし内部はきっちり造型されている予感があったので、どうにかして撮影しようと試みて―― ぱんつを確認できた。小さな三角形を。色は白かな?

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