俺の妹がこんなに可愛いわけがない 1/8黒猫

2011年発売フィギュア あ行タイトルフィギュア
2011/06:コトブキヤ寿屋 原型:白髭創 素材:PVC/ABS 分類:塗装済み完成品

 久しぶりに強制キャストオフの予感。それがなくとも最初の決定版で、間違いなく良作の呪縛。

 キャッチフレーズは「俺の妹の友達がこんなに可愛いわけがない」と来たもんだ。

 イベントやアニメ化で人気がブレイク、原作でも黒猫は扱いがどんどん高まって、本命だと思ってた幼なじみの地味子はどうなるんだ的な超展開へ。

 黒猫フィギュア展開はまずデフォルメ系が先行した。その後アニメ終了後にようやく始まったリアルタイプは、まずセガプライズで桐乃とのセットが発表されたが、サンプルがいまいちなので様子見していた。そんなときにコトブキヤよりこの黒猫が発表されたので、プライズをスルーしてコトブキヤ版を待つこととなった。

 本名、五更瑠璃(ごこうるり)こと黒猫の性格をそのポーズに余すところなく詰め込んでいる。前から横から、後ろから見ても、原作アニメを見知った者ならすぐに黒猫だと分かるだろう。説明されなきゃ分からないセガプライズ版には可哀想だが、出来が違いすぎる。

 もうひとつコトブキヤ黒猫の良いところは、頭身の抑制や顔の造形だね。初登場時で中学3年、その後でも高校1年。瑠璃嬢の背はけして高くなく、中2にして大人の雰囲気を持つ桐乃と違い、一般人代表ゆえに年相応の幼さを残している――という願望が、黒猫ファンには少なからずあると思う。

 その憧憬妄想がたっぷり詰め込まれているのが、下の2枚でよく分かるだろう。この黒猫はアニメや原作にけっこう忠実な6.5〜7頭身くらいだ。フィギュア化されると体格が大人側へシフトする率が高く、ロリ系ですらその傾向から逃れられない。ロリプニなど改変のしようがない確信犯体型を除けばすぐに8頭身くらいにリスタイルされてしまう。それゆえこの黒猫は再現度が高い。

 原作・アニメの人気ぶりから、黒猫のフィギュア化は今後も期待できる。そんな中、スケールフィギュア化で3バージョンほど望まれるうちのデフォルトがこのゴスロリ私服。あとは高校の制服と、聖天使・神猫。figmaですでに神猫が発表されている。

 顔は原作寄りかな、というパーツバランス。

 アニメの黒猫はさらに丸くて幼い顔だ。

 原型の白髭創氏は頬からアゴのラインがシャープなキャラを得意とする。具体的にはエヴァンゲリオンなどだ。それゆえ曲線色の強い黒猫にはちょっと苦心したのかな。それでも十分に俺妹してる。

 似てる度でいえばfigma黒猫に劣るものの、スケールとサイズから可愛さではこちらが優るだろう。やはりしばらくの間は黒猫フィギュアの決定版の位置に座ると思う。買って損なし太鼓判。

ヘッドドレス

 髪のグラデーションは普通レベル。部品精度はいつものコトブキヤだ。

 胸元の情報量はけっこうある。

 ツンと澄ました姫カットとジャパニーズ・ゴシック・アンド・ロリータはよく似合う。

 胸を反らしても分かってしまう胸の小ささもね。

 髪に隠れた背中側。

 この袖はアニメ界でゴスロリを定着させたローゼンメイデンの水銀燈を思い出す。

 両手の造形は意外と細かく、指のふしひとつひとつまで丁寧だ。長くフィギュアを買ってるとこういうあまり見られることのない細部をこそ注目するんだよね。それでどれだけ力を入れて造った原型かが分かる。

スカート

 比較的容易に素人が手作りコスプレできるデザインというのがコンセプトのため、それほど複雑ではない。

 普段着とするにもこの辺りが複雑さの限界だろう。アニメでよく見る豪奢なゴシック服ともなると、もはや帝国主義時代の貴族さまの世界だ。

 この紫の部分、一見ではガーターベルト・ストッキングに見えるが、じつはオタク庶民の味方ハイニーソックスだ。あれこれファンタジーをやっておきながら奇妙な部分が現実的に妥協してるというのは、俺妹の面白いところかな。

 黒猫の黒い靴。

 台座の表示は桐乃のときとおなじく2種類用意されている。個人的には「〜の友達が」が合っていると思う。我らが黒猫ちゃんとまさかの彼氏彼女の仲に一時的とはいえなりやがった高坂京介の野郎が陣取ってしっかりスカートの中身を覗いてる。

 スカートの中身は、デフォルトではこの通り、防御力の高いズロースだ。でも肌色が覗いてるね。

 となればキャストオフ。スカートは簡単に外れる。報告では接着されているらしいが、レビューした個体はスカートもダボも接着は一切なかった。上半身を持って数回振ったらすぽんと楽に抜けた。

 一方、かぼちゃパンツは非接着の報告はない。こちらは外すしかないね。私はいくら久しぶりとはいえ慣れてるからほとんど塗装部分を傷つけずに剥がせるが、経験の浅い人はとにかく慎重にゆっくり時間をかけたらいい。

 レビューした個体はズロース股間部の接着がきついため、この段階で剥がしをやめた。無理に外すときれいな形で元に戻せなくなるからだ。それにこちらのほうが、たぶんかなりエロい。どうでもいいけどズロースパーツのアソコに当たる部位に、うっすらとスジの線が見える。なんとも。

キャストオフ完了(一部パーツは戦略的中止)

 腰のダボ空間は数ミリほど上を削ると完全に隠すことが出来るだろう。ただし完全な破壊行為となるので、あくまで自己責任で。右足に残ったかぼちゃパンツは、エッチいく見えるだろうか。自分にはそういうフェチ分が少ないのでちょっと分からん。

 スカートを戻して真下より。良き眺めだ。

 背伸びした全面ぷちフリルの下着はいかにも黒猫らしい。

 なんとなく写真多めで一周させてみよう。


 キャストオフ構造のためか腰と臀部の肉付きはあまりなく、図らずも理想のスレンダーロリヒップになってくれた。

 決してエロくはない、しかしロリっぽさ全開。そんな抑制エロス好きなロリコンのための御高配ぱんつ。

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