marumi EXUS LENS PROTECT 各種径

東方光画機
購入:2013/09 分類:フィルター

 撥水・防汚・耐塵にすぐれ、メンテナンスが楽な保護フィルタ。52mmから77mmまで一斉購入。

 3年使ってたZétaフィルタの一部が掃除のしすぎてコーティングが劣化したっぽい? というか汚れやすくて掃除が面倒になった。

 そこで購入したのが、マルミ光機より2013年春に登場したばかりのハイエンドフィルタシリーズだ。透過や反射において、ケンコートキナーのZétaと同等のスペックを持つとされている。カメラメーカーの純正品ではなく、レンズ・フィルタメーカーによるいわゆるサードパーティー商品だぜ。

 ネットや各雑誌の記事を総合すると、高級フィルタに関しては、カメラメーカーの純正品よりも、サードパーティーのほうが優れているようだ。ハイエンド品といってもZétaとEXUSでは方向性が若干異なる。光学性能は同等だが、EXUSはパッケージングで徹底的にコストダウンしている。所有感はZétaに軍配が上がる。

 さて、Zétaより4年後発のEXUSは、いくつかの点でZétaより優れた特性を持っているぜ。

 まず撥水・防汚の能力。マルミにはすでに以前よりDHGスーパーシリーズがあって、それがこの撥水・防汚能力を持っていた。EXUSはその上位バージョンってところかな。下のは公式サイトからの転載だ。長持ちさせるために買った経緯から、実際に試すようなことはしてない。ネットで検索すればいくらでも「すごいぜこいつ」という記事が見つかるので、そちらで参照されたし。わざわざテストなんかしたら、そのぶんコーティング寿命が縮まっちまう。EXUSの値段は並のフィルタ2〜4枚分だぜ。もったいない。

 ZétaとEXUSを重ねて上より見ると、なんとEXUSのほうが枠のギリギリ限界までガラスが填っている。Zétaは2ミリほどレンズ側へ枠が入ってるので、そのぶん周辺部の採光量が減り、減光がやや増えてしまうぜ。

 そのあたりの解説がこれ。本当に超ギリギリでフィルタ枠を支えている。ついでにノーマル品より強度もアップしてるらしい。
 ※追記:2014年3月、77mm保護プロテクタを付けてたシグマ17-50mmF2.8OSを落下死させてしまった。だがプロテクタそのものは無事で後継レンズで使っている。なおレンズはマウント側から落とした。レンズフードは装着していたがショックで弾け飛び、プロテクター部も土埃に汚れたので1〜2回くらいは当たったと思う。鏡筒内部でレンズエレメント浮遊、基部は完全破損。プロテクタの恩恵か前玉はいちおう無事だった。いちおう「衝撃を耐えた」実例として報告しておく。

 それでは実際に撮影してみるぜ。

 この類のツールで比較が必要か分からんけど、まあこんな感じ。

 ここより意地悪な条件での比較テスト。Zétaはまだコーティングが綺麗なやつを。うむ、このていどじゃ見分けつかねーな。

 逆光に弱いシグマ17-50mm。フレアとかゴーストとかいろいろ出てる。でもフィルタありとなしで違いはほとんどまるで分からん。安価なフィルタだとゴーストが増幅されるというが、私はここ数年高価なフィルタしか使ってないので撮り比べはできないぜ。ただ、高価なフィルタであれば逆光耐性の低いレンズで差が出ないという事実は、情報として役に立つかも。

 逆光に強いレンズで比較。EXUSのほうでゴーストが一個増えた。逆光耐性の低いレンズだと最初からゴーストが多いのでフィルタの影響にはかえって気付きにくいが、レンズ性能が高ければさすがに気付く。でも実用上はほとんど影響しないかも。私の場合はこのていど、どうでもいいという誤差の範囲だぜ。

 逆光に弱いレンズ、夜で比較。なるほど、分からん。

 そうそう、EXUSにはカメラレンズ用フィルタでは業界初となる機能が付与された。ホコリすら寄せ付けない耐塵機能だ。具体的には帯電防止コーティング。

 そのおかげでフィルタのメンテナンスがおっそろしく楽になった。ブロアーで飛ばすていどで済んでいる。これまでのZétaフィルタは汚れやすく、野外撮影のたび湿式によるメンテナンスを必要としていた。

 保護フィルタを付ければたしかにフィルタレスより光学性能が落ちてしまう。だがそれで何年も経過すれば、状態や立場は逆転してしまうのではないだろうか。なにしろレンズの大半は前玉へ撥水・防汚コーティングなど施しておらず、どうしても定期的な清掃を必要とする。メンテナンスフリーな特殊コーティングを施されているのは一部のレンズだけで、たとえば私の所有している魚眼ズームが撥水・撥油能力を有している。じつはこの魚眼レンズ、購入2年近くでたった2度しか拭き掃除をしていない。なぜならば使用時間の割にほとんど汚れが付かないからだ(魚眼レンズはフィルタを付けられない)。マジで楽ちん。というわけで、私はその機能を所有するレンズすべてに与えることにしたんだぜ。EXUS!


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