土佐の町家 ひなまつり 風物 おでかけフォト

撮影:2020/03/03

有形文化財の町家でひな祭り。高知県東部 各所(安芸市以東〜室戸岬近く)文化財指定されてる住居などを中心に地域に眠ってる雛飾りを一斉展示。高知県東部主要7カ所、協賛や提携のサブを含め旧家ほか三桁に及ぶ無数の展示場が用意された。これほど展示が増えると「こんなのまで!?」という謎な人形も登場してきて面白いので、適当に5カ所くらい回って写してきた。まずは普通の。旧家の多くが現在の価値にして数十万から百万円あるいはそれ以上は掛かりそうな、本格的なひな壇セットを所有している。でもこういう豪華な雛壇が形式として定まったのはつい最近。どうも幕末から明治はじめあたりらしい。武家・庄屋・豪商など。床に並べるタイプ。大阪や江戸と違い、地方では所作はわりと適当でフリーダム。この記事の後半はそんな自由な雛人形が多数登場する。雛飾りの一部。地域差が激しい装備だそうな。つるし雛の前段階?段になってない一式。こども雛現代の雛飾りでは見ない、女子の遊具、貝合(かいあわせ)。変わった家財道具を紹介。雛飾りの家財といえば貴族風ないし武家風だが、思いっきり庶民。しかも明治時代の近代日本のもの。こちらも武家貴族から離れ、一般の平民・大衆が背伸びした一揃えといった趣。商家のものかな。なんにせよ家財の内容は形式張らず、けっこう自由だったみたい。内裏雛(だいりびな)、昭和かな。大正くらい明治〜大正江戸〜明治頭飾りが派手から地味になっていく感じだが、変わり雛だと最初からそういうセオリーは関係ない。かつら一式。頭の飾りがないだけでかなり地味。江戸〜昭和の変わり雛、いくぜ。こども雛当時流行してたと思われる、なにかの物語とコラボしてるようだ。じじばば雛庶民むけの雛かざり。それとも土産物?これも雛飾りの一種らしい。見栄を張る必要のない町人向け。由来不明だが、ひな祭りになるとなぜかその家で飾られてたものという感じ。おそらくその家ごとの思い出やエピソードを内包し、ローカルどころか家ルールになったもの。雛飾りの脇役(官女)が単独で主役になってるもの。それどころかドラマ仕立て。ひな飾りではないが、その家にあるそれっぽいものなので代用で飾られたと思われる人形。こちらも。普通の日本人形だ。という感じで、ローカルは適当でそれがそうと決まった形式張ったものじゃなく、あり合わせのもので色々やりくりしてた。地方はかなり自由で適当だったみたいだけど、人目が多い大阪京都江戸あたりはあるていど形式に沿わねばならぬがゆえの出費も多かっただろうし、それなりに大変だったろうね。それとも金持ち以外は案外おおらかだったのかな。

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