砂の美術館(第12期)と黄昏の鳥取砂丘 漫遊 おでかけフォト よろずなホビー
砂像彫刻の美術館と――
黄昏の鳥取砂丘。
夕暮れ時だぜ。
鳥取県鳥取市福部町湯山鳥取砂丘のすぐ近くに、砂像彫刻をテーマとする美術館がある。
商用以外の撮影OK、SNSアップOKだ。
砂の美術館
訪問時は第12期(2019年4月13日~2020年1月5日)の展示「砂で世界旅行・南アジア編~信仰が息づく多様な文化と平和への道を訪ねて~」をやっていた。
3ヶ月かけて準備し、9ヶ月公開するサイクルかな? 最初はインドのマハトマ・ガンディー。
ガンジーさん。
ガンジス河
ダッカ
モヘンジョダロ
アフガニスタン
ほとんどが遺跡と信仰を固めた砂で表現。
美術館を名乗っているものの、現代アートへの挑戦はなく、すべて直接的かつ具体的で明快、概念的や抽象的な難解さは一切ない。
第12期の目玉展示は、複数の砂像の合体。
めっちゃ有名なタージマハル(上)。
ムガル帝国の行進。
ムガル皇帝夫妻。皇妃ムムターズ・マハルは、霊廟タージマハルの主。
ヒンドゥー寺院
ブッダ(悟った人)
涅槃(ねはん)
バーミヤン大仏(タリバン破壊前)
ネパール。とっても立体的。
ブータン
スリランカ
小説ジャングルブック。ターザンのモチーフとなったらしい。ジャングルブックは南アジアで、ターザンはアフリカ。
ガネーシャ
屋内展示はここまで。
外へ出ると美術館の敷地内に展望台があり、鳥取砂丘と夕日を堪能。この撮影は超広角ズームが大活躍だ。
屋外展示がいくつかある。インド洋モルディブ。
(おそらく)最後はマザー・テレサ。最初と最後を人物で固めた。
砂像制作の様子が写真パネル展示されていた。
ほかに砂像あったかもしれないが、時間が押しており探さなかった。
近くの土産屋の一角に、オタク物件の砂像展示を偶然発見。
クジラの子らは砂上に歌う。おそらくこの砂像が公開されて2年以上、だいぶ表面が崩れている印象。こういった独立した砂像がほかにもあると思う。長期間持たないので、美術館では一定期間公開しては取り壊し、次を準備する感じ。
下へ降りた。
鳥取砂丘
夕刻の薄明に沈みゆく砂丘。
トワイライトは幻想的な赤とオレンジの時間だ。望遠レンズで写した。
砂が土のような色へ染まる。
さすが砂丘、風が不思議な模様を形作ってる。
強引にホワイトバランスと露出を補正して、昼間の感じを再現。
秋は夕暮れ、いい色だぜ。
夜になったので退散。
メシはたまごかけカツ丼。この撮影で使用したニコンZ6とフルサイズ用ステッピングモーター純正ズーム3本(14-30mmF4・24-70mmF4・70-300mm)は、画質と軽さと値段のバランスが取れたいいセットだよ。