世界遺産 オラオラ鹿と本朱に染まりし春日大社と大仏のおっさん 漫遊 おでかけフォト よろずなホビー

撮影:2019/06/26

世界遺産に暮らすオラオラども。 つぶらな瞳、かわいい鹿さんだ! オラオラ! 寄越せやシカせんべい! くっふっふ! もうてめえに用はねえよ! そんなオラオラな鹿さんがたくさん暮らす場所、そこは―― 世界遺産に寺社が点在する公園だ。 奈良県奈良市奈良公園 春日大社かすがと読む。世界遺産「古都奈良の文化財」のひとつ。およそ3千社を数える春日神社の総本山。 魔や厄を払う朱色の回廊。春日大社で使われる朱色は特別に「本朱」と呼ぶとか。 一風変わったお賽銭の場。 朱色の伽藍と社は定期的に塗り重ねられ、厄除けの朱を維持している。 奈良公園と周辺にはオラオラ鹿さんがたくさん。春日大社に伝わる白い鹿の逸話から神使として保護され、千年以上も暮らしている。 奈良公園を移動して―― 飯を食べ―― 華厳宗大本山 東大寺んなぁ、東大寺南大門。 天才仏師のおっさん、運慶・快慶による国宝、金剛力士おっさん像。でもいつも萌えフィギュアを写してるように離れて撮ったら、顔が大きすぎ、マッスル小学生みたいな妙なバランスに。 調べると近くより見上げるとき、もっともバランスよく見えるよう意図的にアンバランスな体型になってるという話。なるほど、寄って写せば納得の迫力おっさん。写真は保護用の金網が目立たないカラーバランスへ補正している。 この寺はおっさんだらけだぜ。 おっさんの殿堂。 大仏殿
建物自身も含めほとんどが国宝という国をあげてのおっさん空間。さらに世界遺産でもある。 おっさんの家の修理を祝う法要。昭和55年か。すでにだいぶくたびれてるし、つぎは令和時代かな? 大仏殿に近づく。 大仏のおっさん。なに? 仏に性別はない? 細かいことはいいんだよ。 とっても有名な巨大おっさんで、何回も焼けて何回も再建された、日本でもっとも大切にされている巨大男性フィギュア。 おっさんが背負う金ぴかなありがたそうななにかにも、金色のおっさんたちが陣取る。 ありがたそうな日輪とか雲海とか炎とか蓮台とかもろもろ。 大仏おっさんだけ金色じゃないのは、江戸時代に再建されたとき、予算が足りなかったためという。ところで下の写真の左上に閉じた窓がある。 これは大仏さんが外を見れるようにするための窓。さすが日本中で慕われてる巨大おっさんだ。 巨大おっさんの左右に座する虚空蔵菩薩のおっさんと、如意輪観音のおっさん。 後方を守護する、廣目天のおっさんと、多聞天のおっさん。当初は四天王全員を作る予定だったらしいが、残り2人のおっさんは頭部だけ作ったところで計画中止。 おっさんの家の屋根を飾る金箔まみれのしゃちほこっぽいもの。 柱に空いた穴。 大仏おっさんの鼻の穴と同じ大きさという話。通り抜けられるのは痩せた女性か、男なら未成年のうち。よって修学旅行の定番。 大仏のおっさんはアップで見ると鋳型と継ぎ目の痕跡だらけだね。 まだ最後にちょっとした発見。 幸運にもおっさんの家が閉まる作業を見られた。扉めっちゃ大きくて、2人がかりで閉める。 ところで枯れたおっさんがいたよ。 出口の右側にいる。大仏殿を出てきたら「やあ」と出会うスポット。 昔の聖人のおっさんの木像らしいけど、風水と日照にやられ、ほとんど妖怪と化してる。 飯はまた麺類。 買ったモノの一部。多くはお土産だった。 ……これどこで買ったか忘れた。なんだろこれ。寛永通宝の重り。 フィギュアレビュー保持具に仲間入りし、すでに実戦投入済。


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