プチ日本列島の浮かぶ池 昆陽池公園 漫遊 おでかけフォト よろずなホビー
ドヤァ、俺の最高速!
池だっ!
池に謎の小島だ!
小島のすぐ上空をなにかが飛んでるぞ!
旅客機だ!
大阪国際空港の近くに、ヘンテコな池があるんだぜ。
なんじゃこりゃー、日本列島だー。
来たぜ。空港に知り合いを出迎えたついでの観光で。ニコンの観光双眼鏡が設置されてた。ニコンユーザーなのでちょっと嬉しい。
いまいるのは、昆陽池センターってちょっと高いとこ。(下の写真右下)
観光地お馴染みの望遠鏡が置いてあったように、野鳥を観察できる場所らしい。
兵庫県伊丹市 昆陽池公園
こやいけって読むらしい。
野鳥の島
ま、日本列島の形してるけどね。空港の離発着時にすこしでも楽しんで貰おうと、この形になったって話だよ。じつに関西らしいおもしろスポットだ。
島に渡ることは出来ない。野鳥に過ごしてもらうための公園だからね。下の写真は北海道と本州東北。
関東平野から東海。北陸は見えない。
中部地方から近畿。
手前が四国島に、奥が中国地方。
最後に九州島。営巣優先の植樹らしく、現実の地形等はあまり考慮されていない。
おっ、カラスが茨城県の辺りから飛び立ったぜ。
というわけで鳥がちゃんと棲んでいるのを確認したのだが――
うーむ
ちっこくしか写らん。とりあえず鵜らしいとは判るが。
遠いな。
手持ちの300mmごとき(35mm版換算450mm)じゃ、ぜんぜん届かない。せめて超高倍率コンデジでもあればな。超望遠域は一眼からの半端なトリミング(切り取り)より、コンデジのノートリミングのほうが綺麗だ。
だけどちゃんと救済措置が取られているよ。客が来ないと公園の維持費を賄えないしね。
まずは看板。毘陽池にはこういう水辺の鳥が来るらしい。
撮影に訪れたのはちょうど10月で、越冬と思われるカモがすでに飛来していた。
やって来たよ。適当な機材でもしっかり鳥を写せる場所に。
給餌池
近寄るだけでカモたちがこちらに寄ってくる! これは嬉しい。
すっかり餌付けされとるな。餌をやっていいのは給餌池だけらしいね。
給餌池の一部には野鳥観察橋も架かっていて、さらに近寄れる。
まあドバト君とか、ちゃっかり者も混じってるけどね。
ハクチョウだ。
こっちは放鳥飼育されてる個体。
カモ君。撮影した日はカルガモっぽいのが一番数が多かった。
お腹空いたカモ。
餌じゃー!
……失敗した。
すいすいカモ君。
急ぐカモ君。
最高速のカモ君。
マガモは分かりやすい配色だな。くちばしが犬の顔。
いろんな種類の鳥がいた。
キンクロハジロ
アオサギ
カモ科かな? マガモのような見分けが簡単なのを除けば同種内でも個体差がけっこう激しいようで、詳しい種類とか私のような素人にはなかなか分からない。ごく一般的な都市鳥であるスズメやドバトですら、バリエーションの幅は広いしね。
人間がすぐ近くにいながら、みんなリラックスしている。
そのためか昆陽池はそれほど広くないながら、冬の最盛期には3000羽以上の渡り鳥で賑わうという。
ちなみにこれ、撮影距離はわずか3~4m足らずだ。目の前でまるで動物園のような緩い行動を取ってくれるんだよな。
以上、謎の日本列島とヒトに慣れた水鳥どもを見物してきた話エンド。