別子銅山カッコイイ廃墟 漫遊 おでかけフォト よろずなホビー
いまは閉山しちゃってる別子銅山いってきた。 愛媛県新居浜市 マイントピア別子(べっし) 銅山なのに、いきなり金とはこれいかに。 ロビーにも。 一見すれば銅鉱石にも見えるが、より鈍い輝きを放つこの金色は…… なんつー時価じゃ。てなわけでまた金。別子銅山では金も採れていたそうな。 鉱山鉄道(復元) いい景色。日本初の山岳鉄道だったらしい。 線路沿いに、冬桜。 当時実際に使われていたトロッコとか。 端出場の観光坑道。 いざ入らん。 別子はこんな銅鉱石をたくさん掘り出していた。日本三大銅山のひとつ。 観光用に整備されており、この手の施設に欠かせない人形がたくさん。 どこぞの合衆国のオバマ大統領に似てるね。 いかにも漫画みたいな味のありすぎる顔だ。 お金が!? なんで排水再現のシーンでたくさんの賽銭が投げ込まれるのか、よく分からん。 鍾乳洞のような演出は竜頭蛇尾の度が過ぎると思うんだ。でもその奥に―― 山の神が。 昔の鉱山は命がけ。とても事故が多かったからね! 妙に凝ってるジオラマ。 人形たちの区画を抜けると、ようやく本物がお目見えだ。 本物の立坑。 昭和のダイナマイトだ。 当時のがそのまま。 まさかの直置き。触り放題だな。 鉱山用の光学機器だ。カメラが趣味なのでちょっと反応。 発破で作業が楽になっても、最後は人の手で掘る。 昭和時代の黒電話。 さらに古い大正時代の電話だ。 ヘルメットは基本装備だな。 各地の鉱石サンプルも触れられる。 いまをときめく日本最大の金鉱脈、菱刈鉱山の金鉱石。 金の粒々がはっきり見える。 本物の区画を抜けるとお子様向け遊具コーナーだったのでさっさと外に出た。下の写真は実際に使われていた水路の跡。 土産店できれいな鉱石が売っていた。下は紫水晶。 水晶 また観光鉄道で戻る。 砂金採り体験。比重差を利用する。 冬桜の花びらが水面に。 砂金が残ったぜ。観光用なので残念ながら別子のものではなさそうだ。 複数の坑道で構成される別子銅山はかなりの規模を持っており、ほかの名所を見るには車による移動が必要だ。 高速道路ではお馴染みだが、一般道では比較的に珍しい360度ループ橋。愛媛県にはこれがもう一カ所あったと思う。 標高750m。近くの峰に降雪が被ってる。気温も低い。 東平(とうなる)ってとこに到着したぜ。 ここは―― 廃墟だ。 東平選鉱場跡斜面に段々と遺構および石積が残る。無駄にカッコイイ。 廃墟マニアにとって有名スポットとのこと。 マチュピチュにも例えられるとか。もっとも岡山県に竹田城跡というのがあって、そちらがよりそれっぽい。 まるで遺跡だな。 いかにも廃墟っぽい。ガチ観光地だけど。 平野が見える。 新居浜市街と、瀬戸内海。対岸の広島県。写真には「伯方の塩」で有名な伯方島も含まれている。 これで撮影は終わり。銅山のはずが、金ばっかだな。観光客も金なら反応するしね。以前ほかの観光銅山を見に行ったことがあるけど、そこは正直に銅鉱石をメインに張って、客足はさっぱりだった。おそるべし金。 メシはカレーうどん。