SD 背景紙ホルダーセット(小) & 山田照明 Z-LIGHT Z-108LED B 2台目 機材 ホビーレビュー

機材
購入:2017/10 分類:背景紙/照明器具

撮影ブース再構築に際し、いまさら買った本格品。 やあ、洗濯ハサミやのれん通しで10年以上やってたものを交換だぜ。 まともな背景紙ホルダーに。 RIFA-FやRIFA-Zの写真電気工業(SD)製、写真撮影のため開発・販売されてる専用品。それの小型モデルでシングルポール式、ブツ撮りに適している。SDはNHKといった番組制作の現場で実際に使用されている、ガチのプロ御用達ブランドのひとつだ。現場だと最近はプロフォトが多めのようだが、今回もまたプロフォトのほうに私の求める商品はなかったぜ。プロフォトはまだ未購入。リサーチするとほかのメーカーに私の用途に合致したものが見つかり、いまのところ縁がない。 背景紙ツマミは紙のほうを持って引き抜いても破れにくい、しかし保持力は強固という、絶妙な案配だ。その代わりこのホルダーセット一式、お値段が2万近い。 この手の機材だと台座は数種あるが、固定式の円形。 ほかの背景紙ホルダーは台座部分がたいてい三脚型だ。最後まで悩んだマンフロットの1314JBもおなじ。これって意外と場所を取る。かさばる。本格スタジオや移動撮影が多いなら三脚のほうが良いが、ずっと固定でほぼ不動なら円座のほうが有利。 円形台座だと、撮影ブースギリギリまで支柱を寄せられる。そのぶん横軸の伸張を短縮でき、背景紙のユラユラも抑える。 ホルダーは横軸も縦軸も長さ・高さをかなりの幅で調整可能。 フィギュアの箱を撮るとき、背景紙を高めに吊っておいた。これだとちょっと高すぎるかも。 ポール調整で高さを抑えた、以前のバランス。こんな簡単なことすら以前の環境では難しかったんだぜ。大きな箱はブース外で写してた。 ブース構築でほかにも買い物。Z-LIGHT Z-108LED を1灯増やし、遠距離ライティングに自由度を追加した。LEDモデルのほうが空間機動および保持力が高いので、撮影ブースで直接設置するほうへ回してる。旧式をブースより外し、2m前後の場所にぽつんと。ブースより離すとPC用ライトや夜間の読書にも使える。 高演色5500Kの撮影用LED電球、大光量45ワット。白熱電球だと360ワット相当。明るすぎて距離をとらないと拡散性や均一性が出てくれないので、今回のブース再構築は渡りに船、ようやく本来の性能を発揮できそう。プロ現場での使用例も上から照らすときですら1m以上も取っている。 新導入の背景紙ホルダーセット、Amazonや楽天を探せば中国大陸のメーカーが数千円ていどで安価かつ大型なのをいくらでも用意してるが、毎度のあれだ、ただの見栄。投資に見合うほどのリターンはおそらくない。使い勝手やパーツ精度・強度が安価のと違って幾分強く、信頼性が高いくらい。それでもこれまでただの洗濯ハサミや100円ショップののれん通しで十数年も大丈夫だった。つまり中華メーカーの安価品でも10年ていどは普通に持ってしまうとみられる。とはいえ2万円も見方を変えれば安くなる。カメラ機材だと2万っていや撒き餌レンズ級。そんなのでプロとおなじモデルが導入できるわけだ。しかも屋内フィギュア撮影での使用頻度は「100%」になるぜ。毎度確実に使うって意外と重要。


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