Kodak カラーセパレーションガイド&グレースケール8 Q-13 機材 ホビーレビュー

機材
購入:2013/08 分類:カラーチャート

水も平気なプラスチック製の色見本! 銀塩フィルム時代の定番アイテム、老舗コダック社のカラーチャート(マクベスチャート)だぜ。存在は子供のときから知っていた。写真趣味やってるならこんなのでもいいので、有名メーカーのアイテムを持っていたい。 今回購入したバージョンは2007年だが、基本設計は2013年時点で30年ほど変化していない。 18色チャートとは別に、グレースケールもあった。 さっそく使ってみるか。フィギュアに。 ただこのカラーセパレーションガイドはあくまでもフィルム向けで、反射率などの関係からデジタルカメラには向いていない。2枚目を見れば分かるように、ちょっと色被りしてしまい、カメラのプリセット取得のほうがましなくらいだ。デジタル向けには3枚目にあるカラーチェッカーパスポートが正確かつ鮮やかだ。 ならなぜこいつを買ったのか? それは野外撮影向けに使うからだ。 ザ・雨天! 私の野外撮影は用事などのついでで行うことも多く、天候を選べないケースがたびたびある。 雨が降ったらデジタル向けのカラーチャートは使えない。反射率確保などの理由から表面ざらざらな特殊塗料を使っているからだ。こんなときはただの印刷物である従来品、こういう古い製品のほうが使い勝手がいいぜ。プラスチックだから濡れても平気。この手のアイテムには格安品もあるけど、そういうのは紙なので雨では使えない。なお下の写真撮影は夕方6時半に行っており、周囲は夕暮れの黄昏色だった。でもカラーチャートを通すと、試行錯誤なしで昼間に写したのとおなじ感じへと補正できる。これは使える。


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