JJC アイカップ Nikon Z6 Z7 用 機材 ホビーレビュー

機材
購入:2020/02 分類:アイカップ

ニコンZ6/Z7用の丸形な汎用アイカップを部分切断。ファインダー撮影の多いスタイルで地味に時短とストレス軽減だぜ。ついでにメガネ着用でも。 Z6購入時、遮光&ロマン優先で適当なパーツを用い丸窓化してたが―― いつのまにかサードパーティーが便利そうなZ6/Z7アイカップ(楕円形)を出してたので、試してみた。 ほかのメーカーも角形のまま斜光性能を向上させるアイカップを出してるが、メガネ装着時に不便ということで、評価ちょっと厳しめ。ニコン純正はメガネを想定し、遮光性能を犠牲としている。 今回購入したJJCの楕円型アイカップも裸眼時はいいが、メガネ装着時は楕円の突き出し部が邪魔となる。ゆえにカットだぜ。 サイズが一回り大きく、ゴムパーツ部などのニコン純正パーツへの換装はできない。背面液晶への干渉は起きないので、見下ろしで液晶上部がケラれることを除けば欠点はないかな。剛性は工作品よりはるかに高い。 お試しで3回ほどレビュー撮影を重ね、とくに不満はないぜ。余計な光の遮蔽性能は十分あり、裸眼でもメガネでも、視界とアイポイント確保。さらにこの手のゴムが大きなアイカップは、ゴム張り出しのないものより「短時間」で覗け、せっかちな人の撮影テンポを崩さない。 一度のレビュー撮影で何十回も背面液晶とファインダー液晶を交互に確認するスタイルで、ファインダーへのアクセス能力はかなり重要だ。 その意味でゴムが大きく裸眼でもメガネでも視認性に富むアイカップは楽しい。そのぶん背面使用時の利便性が少々犠牲となるし、後ろが飛び出て可搬性も下がるが。カメラは限られたスペースに操作系が密集してる精密機械で、ましてや小型化を期待されがちなミラーレス機だ。どれもこれも便利にとはいかないぜ。 それらプラス&マイナスを考慮した、不特定多数がもっとも納得しうる解が、メーカーの用意する付属品。 ただ私は三脚&ブツ撮りが極端に多く、かつマニュアル撮影メインでファインダーをピント合わせに、液晶を構図および水平確認に使い分け、しかも1枚ごとに忙しなく行ったり来たりだぜ。個人的な撮影スタイルの都合により、即応と遮光に優れ、かつメガネもOKなアイカップがよりベターな解となる。それだけのこと。 なおJJCのアイカップはラバーが硬いので、長期使用によって不都合が生じる可能性もあり、最初に作った工作品は予備として残すぜ。 JJCのアイカップ、背面液晶に干渉する真下部分をさらに大胆に平らにカットしてしまえば、密閉性は落ちるけど背面液晶使用時の不便とストレス性は下がるか。たしかいくつかのメーカーのアイカップがそういう半円形。細かいところは、使う人それぞれの好みで。私はファインダー重視で、かつニコン機の丸い窓にロマンを感じる派。


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