美術館や博物館、ほかに病院や色評価の現場などで使用されてる特殊な蛍光灯だぜ。 普通の蛍光灯はデジカメで写すと緑に被る。赤味の一部成分が不足しているからだ。 じつは色管理専用のカラーマネジメントモニター(ColorEdge)を購入した。よって周辺の光もできるだけ自然光に近い高演モデルへ変える必要が生じたんだぜ。 そこでこれ、「高演色性」とか「演色AAA」と、景気の良い自己主張。写真編集で推奨される色温度5000Kの昼白色のやつだ。Web用途は色空間や平均的なモニター設定などの関係から6500Kに上昇するが、それでもモニター周辺の蛍光灯は5000Kで良いらしい? 平均演色評価数はRa99(最高100)と、限りなくMAX。 この蛍光灯のすばらしいところは、デジカメが色被りしないこと。白がきれいに白く写る! 残念なことにこの蛍光灯はサイズが大きすぎてフィギュア撮影用には使用できないっぽい。影や面光源を演出しづらいからだぜ。LEDにもRa97で色評価用のモデルがあるが、おなじくオーバーサイズ。サイズが小さくなるとRaが低下する。電球型モデルにRa90を超えるものもあるが赤外線が強くてニュートラルに写らない。つまり技術的あるいはニーズ的な問題で商品化できていない。 モニター用に導入したが、ちょっと黄色い。これは撮影後の編集作業時はモニターのみを照らすスタンドを用意したほうが良さそうだ。資金が尽きてるので、つぎの機会に高性能なデスクスタンドを導入したいぜ。そうでないときもこの蛍光灯は常用することにした。目を高演色へ慣らすためだ。
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