TOSHIBA ネオボールZ PRIDE 昼白色 EFD25EN/20-PDS ×2個 & Panasonic ツイン蛍光灯 ナチュラル色(昼白色) FPL13EX-N ×2個 機材 ホビーレビュー

機材
購入:2015/05 分類:光源

新しい撮影用光源だぜ。これまでとおなじ蛍光ランプで、まだLEDは導入しない。 メインを張ってたレプティグロー、5個買っていたうちの最後が性能寿命を迎えた。肌色を補正すると髪などが不自然になってしまう。ただのランプとしてならまだ使えるが、撮影用としては終わりだ。これまでは RIFA-F から外してスポットライトとして余生を送っていたが、今回は一挙に始末。 新たに蛍光ランプと蛍光灯を4つ購入したぜ。 TOSHIBA ネオボールZ PRIDE 昼白色 EFD25EN/20-PDS
レプティグローの後釜だ。レプティグローは平均演色評価数Ra98(最大100)を持っており、「自然な光」を演出できるのが売りだった。しかし性能寿命が短い問題があり、さらにサブ照明のフォトラと色の味が微妙に違っており、色作りには結構手間が掛かっていた。じつは高演色蛍光には(ガチプロ用を除き)被写体の赤味を強める効果があることを知らなかった。高演色に振り回されてたぜ。このネオボール20ワット100形DタイプはRa84と標準的な数字だが、写真の綺麗なブログはむしろこのくらいの汎用ランプをメインとして使っていることが多い。色温度は5000K。レプティグローの6700Kからだいぶ下げた。6700Kは正午付近の強烈な太陽(昼光色)で、5000Kは午前&午後のおだやかな太陽(昼白色)だ。このタイプとしては評判および評価の高いモデルを選んだ。数値性能だけおなじで安いやつもあったが、しょせん安かろう悪かろうだ。一本がメインのRIFA-F、もう一本がこれまで隠居用だったスポットライト。性能寿命がレプティグローよりも長いので、これで良い。RIFA側がヘタればスポットと入れ替えるまでだな。 Panasonic ツイン蛍光灯 ナチュラル色(昼白色) FPL13EX-N
サブ光源のフォトラ用だ。フォトラはデフォで色温度6700Kのやつが付いてくるが、それがなんとこのクラスでほぼ最安価の日立だった。だから5000Kの昼白色で最高額のパナソニックを買ったぜ。それでも1000円も掛からない。日立のは店によっては200円台だ。安すぎる光源には安い理由があるので敬遠した。PL13EX-N のRaは84で、新しいメインライトとおなじ。光量はメインの65%だぜ。RIFAはほとんど上で固定、こちらは両サイドを担当する。これでメイン・サブさらにスポットまですべて色温度5000K、Ra84で統一されたぜ。それから色温度5000Kはブツ撮りでは標準らしい。知らずに6700Kで何年か写してきた。フォトラのデフォルトが6700Kだったのは、おそらくjpg撮影を考えてのことだろう。フォトラは本格撮影が可能な設計のくせに「初心者向け」を謳っているから、発色が鮮やかに出やすい6700Kにしたのかな。5000Kはやや大人しい色となるが、コントラストをあげればいくらでも濃く調整できるわけで、どうやらRAW撮り&現像を前提とした照明らしい。デジタル的な「素材向け」の色温度ということだ。プロ用として売られているRIFA-Fの推奨ランプは5000Kだ。 5000Kの蛍光ランプないし蛍光灯には、デジタルカメラで写してホワイトバランスを取ると、緑に転ぶ傾向がある。理由は知らないが、どうもパナソニック製で出やすいとの報告があるので検証中だ。ともかくこれを手作業で補正していくぜ。だから正確な発色のモニターが必要だな。うちのモニターはどうかなと調べてみると、なんと液晶が正確な色を出せなくなってた。2万円しかしない安物を5年も使ってたからなあ。 緑被りを補正した結果がこれ。肌色部分の発色が良くなり、バイオリンもきちんとした色になっている。肌色とほかの部位の発色が両立できている限り、その光源は演色的に生きている。5000Kは「美肌」的な色白を6700Kよりも出しやすい。これまでの苦労がかなり緩和されそうだ。つぎの課題はモニターだぜ。すでに書いたけどLEDはまだだ。理由はLED用の撮影用照明器具がわりと高価なことと、それ用のスペースを確保するには撮影ブースが狭すぎること。LEDそのものはRa90とか普通に出せるようになってきている。Raが高すぎるとデジカメではかえって変に写るので、Ra90くらいならRa84よりも鮮やかに見えるかも? なんなのぜ。なんにせよまだ先の話だ。 ※一挙にRa97の高級LEDとか使ってみたら劇的に違いすぎて即座に使用停止した。


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