大名庭園の紅葉 栗林公園ライトアップ 風物 おでかけフォト よろずなホビー
大名庭園で紅葉ライトアップ。 香川県高松市栗林町栗林公園 光華やぐ秋のライトアップ有給取って泊まりで行ってきたよ。 以前は紅葉をテーマにしていたようだけど、最近は「秋」そのものを扱い、秋っぽいオブジェなども置いてる。 城とか遺跡や庭園など、和の空間のライトアップで活躍する和傘。すっかり定番。 公園の総面積は75ヘクタールで、うち庭園部分16ヘクタールほど。大名庭園として最大級らしいけど、数字にすれば400メートルx400メートルくらい。これはそのへんの総合大学くらいの敷地面積かな。 維持管理に人手と手間のかかる日本庭園はあまり広くできない。日本最大の都市公園である偕楽園は300ヘクタールもあるけど、庭園本体は13ヘクタールに留まっている。 大名より上、徳川将軍家および皇室由来の庭園は別格で、京都御苑65ヘクタール、新宿御苑58ヘクタール、浜離宮庭園25ヘクタール、皇居東御苑21ヘクタールなど。 とはいえ、人工池や築山に庭石を織りなす純然とした日本庭園の様式を維持できる面積は、15~17ヘクタールほどが限界のようだ。広すぎる庭園ほど周辺部はただ景観を彩る借景林と化している。 つまり栗林公園の庭園部は、継続可能な限界を極めている。 以上、どうでもいい豆知識。 和式の広さの限界まで利用しきった庭園を散策。 夜だとさすがに広さはあまり感じにくいか。 色づき前と、色づき中と、退色して散る寸前がみんな混ざった写真。 純和風の環境で茶や軽食を楽しめる休息スペース(東屋・茶室・庵)が園内に7~8ヶ所点在する。 調べてみると、数百年の伝統をもつ配置と名称も多いとか。すごいな。 オレンジ いよいよ栗林公園庭園の夜景メインディッシュ区域へ。 たぶん南湖とその周辺。 舟も漕ぎ出す。 黄色と緑。背景の裏山は景観保全のため、まるごと栗林公園の管理下に入っている。借景林といい、この紫雲山が栗林公園の公称面積を大幅に稼いでいる。 水面への写り込みがじつに幻想的――じゃないか、べつに。 ほぼ無風で水面が穏やかすぎ、独特の揺れが見られない。まるで鏡のように反射がきれいすぎ、これは当たりなのか外れなのかよくわからん。好みだろうな。 庭園部の最高高所より。 飛来峰の眺望。これが海外の観光客に大ウケなそうだ。 岐路でなぞの傘の並び。 花 おしまい