西条藤棚四連走 風物 おでかけフォト よろずなホビー
西条の藤は見事であった。
愛媛県西条市
藤の花が満開だぜ。
キレイである。愛媛県の西条市には数百年続く藤棚の伝統があると聞いたので、開花した時期に行ってきた。
西条市には江戸時代、西条藩があった。藩主は俗に言う御三家こと紀州徳川家の分家だった。この手の高貴な家柄が直轄支配した地域では、風雅な趣味が奨励されることが多いようで、西条市には貴族の花である、藤を愛でる風習が残っている。
禎祥寺
フィギュアは花の色に合わせてケロちゃん。
お寺の半分が藤棚だ。
今回は西条市にある藤棚のうち、おもな四ヶ所に行ってきた。
最近になって地域興しや観光用途で整備したものではなく、由緒ある正統的な藤棚だ。禎祥寺の藤棚はうち一本が樹齢四〇〇年らしい。
幻想的な空気だ。左にライトが見えるように、夜になるとライトアップする。
虫も飛んでいた。
うしろでボケてる建物は観音堂だったかな?
つぎの藤棚に行こうか。
難波児童遊園
二番目は新しい藤だぜ。
残念ながらまだあまり咲いてなかった。
ちょっと早すぎたみたいだぜ。
それでも日当たりの良い外側はまとまって花が開いていた。
長福寺
ここは雰囲気が素晴らしかった。
上の藤と、下の草花がおもしろいコラボレーション。
長福寺は藤の名所として、愛媛県内外でかなり知られているそうだ。
この藤棚は三色の藤だというが、見に来た時期はまだ白い藤がなく、ピンクは咲き始め。それでも紫色のを堪能したぜ。
下草となっている金魚草の群生がすばらしい。
藤と同系色ってのが良いチョイスだね。
よろしい。最後の藤棚へ行こうか。
藤森神社
神社の名前が「藤」だ。
カエルだぜケロケロ。
ぼんぼりと藤。
ここはちょうど見頃のド満開だったな。
じゃあいつもの行こうか。つぼみ。
膨らんできて――
咲きそうだぜ。
咲いたな。
こんな花だ。
マクロレンズで拡大。
この藤棚も樹齢300年と、なかなかのものだ。木の幹は苔で覆われていて、味がある。連休には藤を写しに岡山へ遠征予定。