Logicool MX MASTER MX2000 機材 ホビーレビュー

機材
購入:2016/10 分類:マウス

毎日使うものだからこそ、良いものを! いまさらハイエンドマウスだぜ。ロジクール社の一般向けフラグシップだ。さっさとこのクラスで買っておけば、もっと便利で快適なマウスライフを送れていたのに勿体ない。機会損失で大損こいてきたのぜ。 マウスといえば平均2年ていどで壊れる消耗品なので、学生時代というか小学校3年生の時分から大人になってもなお馬鹿のひとつ覚え、一貫して安物しか買ってこなかった。過去最高でもせいぜい2000円――だがしかし、ハイエンドキーボードに合わせてこちらも1万円オーバーを買ったとたん、過去の自分にもはや後悔しかない。腱鞘炎っぽい痛みともオサラバ。 普通のマウスの数倍から10倍高価だが、それだけの性能と品質を備えている。実際に使わないと分からない類のものだが、とにかく違う。なにもかもが1000円ていどの安物マウスとは別格だった。反応、レスポンス、拡張性、操作性、持ちやすさ、動かしやすさ、疲れにくさ、カスタマイズ性、高速充電――あらゆる項目の世界が違う。 専用ソフトウェアでボタンのコントロールを細かく割り当てできる。ゲーミングマウスと比べたらボタン数は少ないだろうが、一般用途ならこのくらいでも十分すぎるほど多い。このMX2000もいちおうゲーミングマウスとして紹介されてたりする。それほど基本性能が高い。手の動きをきちんとPCへ伝える確実性すなわちマウスとしての確度。 親指を置くところにもボタンが隠れていて、編集で多用する「全角・半角」切り換えを当てた。HTMLタグ手打ちなら基本だよね。ホイールのすぐ上にあるボタンには「デリート」で、これもタグ手打ち関連。
同時操作系は誤作動防止で軒並み「割り当てなし」だぜ。日本語文字変換で単文節変換しか使わないように、私は簡素なUIを好む。どうせ複雑化してもすぐ忘れたり操作ミスを誘発するだけだ。FUJIFILM X100T や Nikon Df も同様。ちょっと階層が深くなったりややこしい部分のカスタマイズはデフォルトか無反応化。「こうしておけば万が一とかでも便利だろう」など、数ヶ月もすればきれいさっぱり忘れ、いずれ誤操作の遠因となる。何度も失敗してきたから、最低限で良し。むしろ失敗を前提として積極的に無効化してるぜ。 最新のレーザー式マウスで、センサーが正副なんと2個もついてる。どんだけ慎重なんだ1万円オーバー。反応するマシンを3種類登録可、種類としてるのはひとつの登録で同時に2台以上動かすといった変態挙動が可能だからだ。ゲームなら2キャラ操作可だなこれ。センサー部はエネルギー効率もよく、余計な発光とかしない。 縦スクロールと横スクロールおよび前後ボタン。縦スクロールはデフォルト設定で回転速度によって高速・通常を自動で切り替え。細かいカスタマイズによって用途ごとのコントロールができちゃう。むろんサイト編集に特化して「コピー&ペースト」を割り当てた。とにかく便利。 ワイヤレス系で、センサーまたはブルートゥースのどちらもOK。乾電池ではなくバッテリー内蔵、充電式だ。正面下にUSB接続、アンドロイドに多いピン方式で、FUJIFILMのデジカメとかもおなじ。共有可。スイッチを入れた直後などにバッテリーランプが点灯する。緑色で3個付いてたら66%以上。なお4分の充電で24時間動くとの触れ込み。バッテリー容量は最大40日ぶんと意外と小さいが、そのかわり多機能のわりに軽量化を実現してる 同時導入のキーボードと合わせた配置状態。モニターと近いのは、裸眼視力わずか0.05なもので。たぶん今後はハイエンドかそれに近い高級マウスしか使わないだろう。フィギュア1体ぶんのお値段で数年間の快適が手に入るというのに、なにも考えず小学生以来、無駄に長年の習慣を守ってきた。損してきた感が半端ないぜ。


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