自作 Coolermaster MasterBox 5 + intel CORE i7-7700K BOX + SanDisk Extreme PRO SSD 480GB + ELSA NVIDIA Quadro K4000 ほか 機材 ホビーレビュー

機材
購入:2017/02 分類:デスクトップパソコン

パソコンが突然死したので、写真現像および編集を意識し新たに組んだぜ。一部スペックはハイエンド、ほかは安定性とコスパ重視。適度に速くてまあまあ静か。 6年酷使した自作PCがいきなり死んだ。写真はデータサルベージのため、基板にテープ貼ったり支えたりして強引に延命させてるとこ。 Coolermaster MasterBox 5
新PCも自作、外は冷却優先でクーラーマスター。去年11月に出たばかりの。1万ちょいの安いやつ。内部空間はすげえ余裕ある。ゲーミングPCと違って写真現像用はPC側よりモニターなどのほうが重要だぜ。 intel CORE i7-7700K BOX
組んだ時点でインテルi7の最速モデル。一挙に5世代更新し、インテル社の最速ベースで2010年基準から2017年基準へ7年ひとっ飛び。5000万画素を現像するCPUでありながら、購入時点のマイカメラは1600万画素止まりだ。ついでにGPU機能も充実。余裕でオーバースペック。
マザーボードはオーバークロック可能なやつでほぼ最安価の。必要になればCPUクロックアップするかも。ただし写真編集でオーバークロックの恩恵はほぼない模様。たとえば現像が1分から55秒にちょびっと短縮するていど。消費電力2倍くらいに急増し発熱もヤバいのに、たった数パーセント。それならしないほうがマシ。 SanDisk Extreme PRO SSD 480GB
システムドライブはSSD。SSDは去年末にサムスンが秒間2000~3500メガ時代の扉を開けてるけど、ここは安定と故障対策を最優先だぜ。信頼度ピカイチのサンディスク最高峰をチョイス。550メガ級でもこれまでのHDDと比べたらとてつもない速さだ。サンディスクはまだ超々高速SSDをリリースしてない。開発はしてるだろうけど社内の要求性能が高すぎて商品化できないっぽい。でも一度出せば後出しだろうともプロとハイアマ中心にみんな買うだろうぜ。 色々(リストアップ省略)
マザーボードはアスロックの安定ミドル級、グラフィックカードもMSiの高評判GeForceミドル級、DVDドライブは超適当、電源は100ワット以上の余裕を持って750W静音、CPUクーラーは虎徹の静音、あとストレージのSSD移行やバックアップを考え裸族の外付けボックスだぜ。 ※2017/03/10追記
ELSA NVIDIA Quadro K4000
新古が格安お得2万台で転がってたので、グラボを交換。2013年のモデルでかつて10万以上もしたちょい高級モデル。時代の流れによりベンチマークスコアはエントリーモデルのGTX1050Tiより遅いというかわずか半分でしかない(DirectX)が、プロ向け(OpenGLに最適化)で10Bit出力(10億色)が使えるため導入。このグラボを通してEIZOモニターがようやく本気モード。これまでは1600万色のみだった。 i7-7700のGPU(Intel HD Graphics 630)も初めて10Bit対応してるが、ベンチマークは散々、いくら4年モノでも専用GPUのほうがまだ高速だし、たとえ同等だったとしても分散実行のメリットは大きい。デスクトップPC1台だから複数の処理や作業を平行してやっちゃうのだ。またライトルームがGPU+CPUで編集サクサク。ただし現像速度はCPU依存なので不変。Web写真用の現像・閲覧で10Bitの恩恵はまるでない。活躍の度合いはほぼアニメ視聴(10Bit対応のみ)だぜ。動画再生ソフトの設定も10Bitシフト。
ライトルームの動作が劇的に改善されたので、GPU非対応のシルキーピックスをどうするか悩みどころ。 メモリーはクルーシャルをチョイスし32GBで留めた。写真現像用ならこれで十分。OSはWindows10Home版。HTML手打ちサイトを運営してる以上、動作確認のためにも面倒だろうが不具合に巻き込まれようとも、ひたすら最新OSを使い続けるしかない。 ※2017/03/10追記
Windowsエクスペリエンスインデックスでなかなか楽しい基本スコアが出たぜ。前のPCは6点台だったと思う。今回の8.2と比べたら赤子レベルだ。むろんガチ勢はオーバークロックやすごいボードにすごいチップにすごいストレージでものすごいスコアをすごく出してくるけど、そういうの30万くらいかかるし。 全体との比較で一気に上位へ入った。前は平均よりちょっと上ていどだったと思う。デスクトップ使用率の低下とともにモバイル系PCの比率が爆発的に高まり、平均スペックはすっかり停滞してる。適当にミドル以上のパーツで固めるだけで、あっというまに上へ食い込める。
とりあえずここまで高めておけば、しばらくは大丈夫そうだ。 PC死亡の原因がホコリ蓄積による漏電&ショートだったので、吸排気関係を不織布で覆った。 電源ユニット以外ことごとく。換気が低下するので監視ソフトで様子見する。温度が必要以上に上昇すれば外す。 丸一日使った直後のストレージ状況。不織布で覆いまくったがCoolermaster の名に恥じない低温を維持。ノートPCでは高性能CPUをガシガシ動かしつつ20度台なんて無理だろう。あとは夏場どうなるか。 このクーラーマスターはスケルトン仕様。なにか異常あればすぐ分かる。HDD群・モニター・キーボード・マウスなどはそのまま受け継ぐ。壊れたPCは売れるパーツあれば少しでも資金回収へ。ヘボすぎてCPU以外二束三文だけど。私はいつもデスクトップPCは同時に1台しか使わない。 ※2017年8月追記
半年後、不織布の一部が汚れたので交換。 ふたたびおなじ不織布フィルタで覆い、さらに覆い率を100%とした。 全面カバーのうえ真夏だが、ストレージ類は35度前後で安定。余裕で安全圏を維持し、十分に性能を発揮している。デスクトップPCの性能余裕は事故を減らし、データを守る。ノートPCは過去に3台所有したが、いずれも夏期の熱でダメージが蓄積し壊れた。


ソフト・PC レビューリスト
© 2005~ Asahiwa.jp