まんが甲子園 第20回全国高等学校漫画選手権大会 夢中 おでかけフォト よろずなホビー
ペン児たちの夏! 20回目の節目!
高知県高知市 高知市文化プラザかるぽーとここで毎年、珍しいコミックの競技会が開かれている。今日は黄色い八雲藍を連れてきた。理由は大会のイメージカラーが黄色だから。
まんが甲子園 第20回全国高等学校漫画選手権大会会場までのエスカレータには、イラストがびっしり。
大会マスコット応募作らしい。かなりの点数だった。
開会式には予選を突破した35チーム中、台風で間に合わなかった沖縄の2チームを除く33チームが参列した。
選手宣誓
審査員は顔出しOKの漫画家なのでモザイクはない。分かりやすいのはサンデー大御所あだち充氏やアニメ店長の島本和彦氏などだろう。
応援メッセージの中に、高知県出身という縁により声優の小野大輔氏がいた。涼宮ハルヒの古泉一樹役や黒執事のセバス役でおなじみ。このときばかりは出場選手たちより歓声があがった。AKB48にすらほぼノーリアクションだったので、さすがみんないっぱしのオタクだぜ。
最初の競技テーマはタイムリーに「最強発電術」ときた。これをいかに風刺あるいは料理するかが勝負となる。多分に新聞挿絵のような要素が強い。
さっそく各チームはブースへ戻り、時間内に作品を仕上げるべく全力を注ぎ込む。中にはこのようにほぼデジタル化したチームもいた。
多くは昔ながらの手描きでこつこつやっている。どのチームも作業デスクのうえは最初の5分ですでに大量の道具であふれていた。
チームブースの壁には紙が貼っており、自由になんでも描ける。それもこの大会を第三者が見るひとつの楽しみだろう。
そのまま同人誌に載せられるレベルの絵もあった。
けいおん!
東方Project
自己奮起系のメッセージも多い。
後日追記:偶然だが伊東高校は決勝で2位になった。調べると2回前の第18回優勝校でもある。
続々届く応援メッセージFAXだ。
会場にはスカウトのスペースも用意されており、協賛した有名雑誌が軒を連ねていた。何年か前からの姿だ。
ちょうど2ブース連続で持ち込みと評価がされていたので写した1枚。この場でスカウトされて担当が付き、のちに本当にプロになった人もいるから驚きだ。
後日追記:今回は参加十数誌中およそ半分にあたる7誌より集中指名を受けるほど、飛び抜けて有望な選手がいた。じつはレポにもどこかで写っている(後ろ姿とか顔モザイクだが)。将来デビューするかもしれない。
個人的に見逃せなかったのが電撃大王のスペースだった。
当サイト Asahiwa.jp の起源だし。
各作家さん直筆だぜ。
おっと、この電撃大王系のにいてんごフィギュアおまけは見逃せないね。
しかも実際のサンプルもいたよ。10月に行こうと思ってるトレジャーフェスタin神戸3の予行撮影が思わぬところで実現した。ちゃんと写せているね。フィギュアのみを明瞭に切り取って、背景を激しくボカし、かつISO100の写真を。ちなみに掲載許可はいただいている。
あとは模型サイト的には少年チャンピオンの刃牙フィギュアかな。
こちらは今回の予選応募作品だ。審査したのは本戦とほぼおなじ面々の漫画家さんたちだ。
300点以上の作品が回廊のように延々と並んでいた。
こちらには額縁入りの特別扱い作品群が。
それもそのはず、これまでの大会の最優秀作品たちだ。
11月にこうちまんがフェスティバルなるイベントがあるらしい。すでに何回か開いているみたいだ。コスプレもあるようだから、写しにいってもいいかな。
後日追記:プレス・運営・企画参加者のみ撮影OKなのでやめた。うちは写真サイトなので、ブログみたく文章のみでレポというわけにはいかない。11月6日の大⑨州東方祭5に集中することとしよう。
行政主導イベントだけど、部署に配属されているのはどう見てもオタクだね。これぞ適材適所のわかりやすい見本。安心だ。
高校ペン児たちは真剣に作品へ取り組んでいる。
人間デッサン用の人形もあるね。
絵がおおきいのもあるが、選手たちの動きも激しい。それをちょうど写せたこの1枚で、最後とする。
大会の推移などは時間が足りずとても追えない。開会式から競技開始1時間ほどでレポート終了とするが、参加することに意義があるタイプの大会なので、そんなものは不要だろう。