D5000に付ける高画質なマクロレンズだぜ! フィギュアレビュー用に導入、大本命。凡庸なズームレンズとは桁の違う画が撮れる。歪みがほとんどなく、ぐわっと被写体へ近寄れる。大写しが可能なレンズだ。
ニコン純正の標準マクロ、タムロン90mmに続けてマクロレンズの連続購入だ。タムロンの倍額したけど色々と高性能。ニコンでは等倍までをマイクロと呼ぶ。等倍よりも拡大するやつをはじめてマクロと呼び、おもに工業用途。だから民生用はすべてマイクロ。
価格comではレンズカテゴリで満足度ランキングの上位常連。
その理由はこのレンズが色々と盛り込んで、価格のわりにとってもお買い得だからだ。インナーフォーカスで全長変わらず、逆光耐性を向上させるナノクリスタルコーティングのレンズでは最安価。標準マクロという扱いだが、APS-CセンサーのニコンD5000では中望遠相当となる。
最短撮影距離は18.5cm。これはカメラのイメージセンサーからの距離。ほとんどレンズ先端が被写体にくっつくほどに近寄れる。もはやフードの内側だぜ。コンデジ並の接近性能だ。
F2.8なのでレンズ前玉はかなり小さい。マクロレンズはこういうタイプが多く、単焦点としては暗いものが主流だ。明るくてもF2とか。ともかくこのレンズを買ってからフィギュア撮影はぐっと楽になったかな。でも大きいフィギュアはズームレンズで写す率が高いかも。
※のちに撮影スペースを前後へ拡大し、2011年秋ごろよりほぼマクロレンズだけで写すようになった。
購入より4年以上経過した2014年11月現在、マイクロ105mm用の大きいフードを付けて運用している。理由はマクロ領域ではもっぱらマイクロ105mmのほうを使うため、すこしでも遮光性能の向上を図るためだ。マイクロ60&105mmはフードを共有できる。
撮影の9割はフィギュアレビューや模型イベントだが、野外撮影でもちょくちょく使う。
やはりマクロレンズといえば拡大して写す花。
花の撮影といえばマクロレンズだぜ。ズームレンズとはボケの味がまったく違う。
マクロ距離のアイスクリームだぜ。
60mmという画角はフルサイズ機では日常を写すのにいい感じ。APS-Cではやや遠い。
マクロレンズというのは、どうしても近くのものを写したくなるレンズだ。
実際、このレンズは近いものを写せば背景のボケもきれいになる。遠景だとボケも煩くなりがち。
風景も普通に写せる。昔のマクロレンズは近くのものに特化していたようだが、現代のマクロレンズは遠近自在、ただし絞り開放が暗めの単焦点だ。
犬だぜ。これはD7000による撮影。
APS-Cだとすこし暗所になればとたんにボケが滲むな。おなじレンズでもカメラの性能が違えば描写もやや変わる。
AF速度はプロ用レンズ24-70mmF2.8G並らしい。このガンマンみたいにすっと速やかに合焦する。
煩い背景ボケの例。背景の距離によってはズームレンズと大差ない。
マイクロ60mmは色乗りの良さでも評価されてるレンズだぜ。
ともかく便利なのでニコンユーザーの所有率も高いみたい。非純正ではライバルがいないから。タムロン60mmは周辺部が弱いうえAPS-C専用だし、シグマ50mmマクロは逆光耐性が低い。
このマクロレンズは購入以来、もっとも使うレンズの一本として活躍しつづけてる。あとで買ったマイクロ105mmと合わせ、2012年からはサイトに掲載する写真の9割以上を2本のマクロレンズが生み出している。