NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S 機材 ホビーレビュー

機材
購入:2025/05 分類:ズームレンズ

納税プレッシャーが買わせたフィギュアレビュー用の新兵器だぜ。 2024年に導入したZ28-400mmは経費で落とせない。なぜならフィギュアレビューに使えないから。野外撮影おでかけフォトはほとんど広告収入に寄与しておらず、ただの消費行動であって経費に載せられない。ちなみにおでかけフォトの広告が1日に稼ぐ金額はせいぜい20円だ。だがこいつは違うぜ。物理的に寄ることは苦手だが、撮影倍率が高い。最大0.38倍で、すでにフィギュアレビューにも使ってるZ24-120mmに比肩するほぼハーフマクロ超望遠。遠近問わず解像力を維持できるマルチフォーカス機能も実装しており、これもZ24-120mmと一緒。すなわち望遠レンズでありながら近距離においても高解像度を出力できる。通常のレンズであれば数メートルで最高解像、望遠レンズなら無限遠で最高解像、マクロなら至近で最高解像に達する設計になっているけど、フォーカス群2つ以上を個別に動かせば、その得意距離をオールレンジへと拡大できちゃう。レビュー時点で所有する望遠3本(1~2本は近日中に売却)。ちっこい2本は近接の解像力不足からフィギュアレビューでは常用できない。100-400の大きさはモーターなど動作機構でパワーを発揮する事情から。3本の解像性能比較。Z100-400mmはできる子。家に届いたその日から、税制上の固定資産として活躍。というか実働させまくった実績がないとまた税金が高くなる。28-400mmぶんを回収するのだ100-400mmよ!でかくて重い100-400mm級のレンズになってくると、最初から三脚座がついている。さらにそれをアルカスイス式とかに交換できるオプションパーツが社外製で提供されている。ニコン純正にも一部そういうモデルがあるけど、まだまだ。Z100-400mmでのフィギュア撮影は、以前所有していたZ70-200mmF2.8+テレコンとさほど変わらない。すなわちおなじ場所にでんと構えていて、ズームで寄りと引きを繰り返すだけ。100-400mmの場合、その不動位置はだいたいほぼ1mだ。画質はさすが申し分ないぜ。30万円超えるしこのレンズ。レンズ不動により構図の自由度や引き出しは狭くなるが、限られた範囲で可能なものに集中できるともいえる。撮影時間は伸びるのか縮むのかよくわからん。回転三脚座により、360度ななめくるくる自由自在。そこは通常のレンズやL型ブラケット使用の撮影よりもスムーズだし落下事故もまず起こらない。さてと、経費計上以外の使用は、やはりふつうの望遠。400mmはかなり大きい。等倍もきっちり仕事をする。ただしお寺の中といった距離の限られる場所では、広いものを写せない難点もあり、そこは28-400mmなどのほうが圧倒的に有利だと便利。ただし私の稼ぎ方では経費にできない税金ぐぬぬ20万。400mmの解像度。遠くのものの細かいディテールまで。100-400mmは重すぎてほかのレンズを携行できず、画角的に狭いものはスマホに頼ることに。例によって複数枚をひとつにまとめる運用でごまかす。とはいえ時間と撮影距離が許すなら、100-400mmでも飲食の場での撮影はいちおう可能。100mmで75cmまで寄れる。これだけあれば、椅子から立ち上がって背伸びするような持ち方で写せる。周囲の目はちょっと奇異なものを見る感じかもしれんが。画質はさすがで、大伸ばしで載せてもなんの不安もない。画質指標のひとつに背景ボケがあり、Z28-400mmとは比較にならん。Z28-400mmは被写体の背景をうまくコントロールして選ばないとすごく煩いボケになってしまうが、Z100-400mmはわりとなだらか。前ボケ・後ボケ双方ともまとも。おそらくZ70-200mmF2.8級と比べれば劣るところもあるだろうけど、私の運用にて経費で落とせる望遠レンズとしては、たぶん最高画質。バラ花畑これはなんだっけ。背景ボケ素直だし、解像もしてる。安いズームレンズで描写の柔らかいレンズは解像が低めという宿命を背負うが、数十万円級になるとズームでも高解像とボケを両立させてくる。てきとう花びらの質感ふわりと屋内でも活躍。重いレンズのうえ肩に持病を抱えており、あまり長時間は持ち歩けない。すなわちマイカー移動が基本で、かつ駐車場よりほとんど歩かずすぐ被写体が転がってる条件でのみ、活躍できる望遠レンズ。これZ28-400mmだったら背景ボケ確実にすごくカクカクになってたやつ。どうでもいい写真でもあえて100-400mmで写す。マクロ機能が強いおかげで、マクロレンズを持っていかずとも花などを大写し。もっともこういうのはZ24-120mmも大得意で、取り回し上はZ100-400mmのほうが悪い。ただしちょっと離れたものを大きく写すには望遠レンズのほうが有利。ハーフマクロの威力雨の中の撮影。防塵防滴仕様ゆえ平気で写せる。フルサイズ機の質感。ひまわり花畑といった被写体は、駐車場からすぐに撮影スポットなので、重いレンズを持ち出しやすい。Z100-400mmを導入してから、Z28-400mmは一度も使ってない。そもそもZ28-400mmはレンズレビュー用の撮影以外では1年間でわずか1度の使用に留まっている。20万もしておきながら、まったく活かせてない。しょせん写欲は機材の画質に左右されるということか。サボテンのハリのボケに注目。二線ボケがほとんど見られない。すなわち高画質の証。この二線傾向の少なさは、Z24-120mmよりも良好。そのぶん花の撮影ではかなり使える。その重さに耐えてかつ撮影意欲を持続できるのであれば。重いレンズであまりダイナミックに振り回せないので、構図上の遊びは軽いレンズに負けるぜ。そこの辺りはトレードオフ。萌黄の絨毯。広角端でも100mmは狭すぎて豪華客船の全体像を入れられない。やはり補助用にスマホないし別のレンズは必要か。無差別でなく写すものが決まってるなら、ばっちり活躍できる。動きモノは得意。鳥も楽勝。Z28-400mmではAFが行ったり来たりするし、ピントも外れまくる。ただしZ100-400mmは手持ちだと腕が重いしきつい。安全に和むなら三脚立てて決まったものを決まったアングルや構図で狙うのがよろし。飛行機とかそういうやつの典型か? 適当。というわけでズーム三兄弟、望遠だけドカンとでかくなった。体力落ちてるタイミングでの導入だが、どうせ外にはあまり持ち出さないし、家では三脚定距離待機でズームを前後させるだけのお仕事だぜ。それで節税になるんだから、やっぱ実利実益かね。増税さえなければ今回のような変更はなく、まったりファッションなカメラで写してただろうに。


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