この記事は20年以上前に流行ったアドベンチャーゲームブック形式。やり方はコマンドを選択してゆくだけ。順番に読んでも意味不明だぜ。
スライム肉まんが現れた!
なにを写す?
スライム肉まんが現れた!
「はーいはーい、きれいですねー!」
「かわいいですよスライムくーん」
「……なんか空しくなってきたです。こんなの相手にボケ味利かせた撮影なんて」
「スクープ! よつばしんぶん!」
「!!!!」
ごいん。
「……いたい」
「まったく、とんでもないガキですね。さて気を取り直して、こいつの正体を見てみます」
「おやすみっ!」
「どうもこの構図すでに見たような気が」
「きにするな。つかいまわしはきほん」
そして30分後――
「ファミリーマート。あれ」
「おおっ、ちょうどいい具合に幻想郷入りしてますね!」
「ごつごうしゅぎ」
「どれどれ……スライム肉まん11月29日発売!!」
「きっとこれだよ!」
「だーめ!」
「うわぁぁぁぁん」
「だだをこねるお子様は放って置いて、謎の物体の正体を見ましょうか」
「スライムさん、変化なしですね」
「そりゃ、くいものだし!」
「毎度お馴染み――清く正しい射命丸です」
「今日は幻想郷入りしたこいつ!」
「謎の物体についての突撃レポをお届けします」
「ゲストはスケール比較用のお馴染み、よつばです」
「カメラかして。よつばもしゃしんとりたい」
「まさかの原作展開ですか?」
「シールのけたぜ」
「うわっ! なんですかこの青くてぷにぷにしていてほっかほかな塊は!」
「気になるのは封印の文字ですね」
「このシールしってる。きんじょにある」
「なんて読むのですか?」
「そりゃぱんつまるみえだ!」
「おなじネタですか! 使い回しですか!」
よつばの攻撃!
「ちょーっぷ!」
「あ」
「思った以上に弱いですね」
「うまそう……」
BGMを流そうじゃなイカ?
……残念、個人サイトで音を流すには、それなりの対価がいるらしい。無音で行こうぜ。
「……美味しそうですよこれ!」
「よつばもしんぼうたまらん」
「そうですね。食べましょう!」
「尖ったチャーミングなとんがり!」
「愛らしいぱっちりおめめ!」
「長いキュートなお口! ……ほとんどお顔だけですけど、内臓とかどうなっているんでしょう?」
「かんがえるな、かんじるんだ」
「うまかった」
「とっても美味ですね。中華味でした」
※スタッフがおいしくいただきました
というわけでファミリーマート100万食限定スライム肉まんだぜ。メイドインチャイナ。